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『狂った愛』 ページ22

「恋ってキラキラしてお菓子みたいに甘いもの――
そう思わない?」

眼の前の、寺川 涼は言う。

「そうね。私もそう思う」

水野 香苗は、適当に相槌を打つ。
心にも無かったからである。

「そして、愛は自分が与えたら、相手も与える――そうでしょう?」

おかしいと思うの。愛を返されないのは。
そう呟く涼の目には、感情の色はなかった。

「だから私がしたことは悪くない」

二人きりの教室に、その抑揚のない声が響く。
後で聞くと、香苗は、この時言葉にもできないほど、恐怖を感じたとか。


事の発端は今から一週間前に遡る。

それはまだ、涼が光隆と付き合っていた時のことだ。

『狂った愛』→←『人魚姫』



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みき(プロフ) - のんこさん» 可愛いだなんて……ありがとうございます (2018年3月17日 17時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
のんこ(プロフ) - 毎回毎回、お話が可愛すぎて…・゚・(。>д<。)・゚・きっと、作者さんは可愛いお方なんだろーな…((´∀`*))最後まで頑張ってください!!見守ります!! (2018年3月16日 19時) (レス) id: eb60c4dd1a (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - のんさん» ありがとうございます! (2018年3月11日 18時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - みきさん» こんにちは。「いきたがり」読み直させていただきました。機械的で、どこか傍観者で、助けられなかった当事者の後悔がよく見えて素敵です(´∀`)他のお話も楽しませていただこました。蒼と蒼汰は混乱しましたが注意書きで理解しました。可愛らしいお話でした(*´▽`*) (2018年3月11日 18時) (レス) id: 4e18fefbbe (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - のんさん» アドバイスありがとうございます!私なりに変えてみました。どうでしょうか? (2018年3月6日 20時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みき | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月31日 22時

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