ドSな彼に捕まって。2【ジャーファル】

25.王様の事情その2 ページ30

シンドバッドさいど



シン「‥‥おい。ホントにこれでいいのか？」コソッ


ヤム「大丈夫です！ねっピスティ！」コソッ


ピス「作戦はバッチリです！」コソッ


シン「‥‥‥そうか」コソッ





俺達は今、政務室の扉の前にいる。





ピス「さぁ！王様ゴーです！」コソッ

ヤム「頑張ってください！」コソッ




二人は目を輝かせ「さぁ！」と俺を急かす。





シン「‥‥‥‥どうなっても知らないからな」コソッ








ガチャ









今から俺は、

ジャーファルを嫉妬させる。




作戦はこうだ。


1、Aを呼ぶ
(その時にできるだけ密着する)

2、二人っきりになる

3、Aに叫ばせる

4、ジャーファル登場





みたいな変な作戦だ。


これでジャーファルが嫉妬するのか？

俺の頭は不安でいっぱいだ。






ちなみにAが叫ばなかった場合だが、



ピス『あー、その時はお尻でも触っちゃってください』←

ヤム『そしたら真っ赤になって叫びますよ』

シン『‥‥それって俺に非があるだけじゃ‥』

ピス/ヤム『『大丈夫です！』』←

シン『‥‥‥。』









余計に不安しか残らない。



これで俺が触っちゃったら完璧に変態じゃん。


どうかA！
俺を変態にしないでくれ＿___________!←









.









.









そんな俺の願いは虚しくも




簡単に崩れさるのだった__________________

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