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雅紀side
収録のあと、なんとかニノを家まで連れて帰って、寝室のベッドに寝かせる。
俺はもうニノの家には何回も来てるからどこに何があるか、とかだいたい分かっちゃうから
家の中を駆け回りさっさとタオルとか着替えとかを取って寝室に戻る。
とりあえず起きるまで待っておこうと思ってベッドの端に腰かけて。
しばらくすると、ニノの目がぱっと開いた。
そのままぼーっと俺の顔を見つめて、ごめんね…って呟く。
雅「なんで謝るの？にのちゃんよく頑張ったよ、えらいえらい！」
そう言うと、ニノの目にみるみるうちに涙がたまってきた。
雅「あ〜もうどうしたの、泣かないでよ〜」
涙は止まることなくぽろぽろと零れ落ちていく。
雅「ちょっと体起こそうか、」
ニノの上半身を起き上がらせて、頭を俺の肩に乗っけて寄りかからせる。
雅「だいじょうぶだよ」
しばらくそのまま背中をぽんぽんして、
そろそろ落ち着いたかなって頃にまた声をかけた。
雅「よし、じゃあ着替えよっか。汗かいたでしょ」
和「ん…」
タオルで汗を拭いてあげながら、すばやく着替えさせる。
ちょっとは抵抗するかな、と思ってたけど、ニノはされるがままって感じ。
そうとうしんどいんだなぁ…、見てる方まで辛くなってきちゃうよ。
雅「はい、おっけい。もう夜だし寝ちゃおうね。あ、その前にお水飲も！」
我ながら慌ただしいなあと思いながらニノの口元にペットボトルを近づけるとちゃんと飲んでくれた。
雅「ん、いいこ」
ゆっくりと寝かせてあげて、部屋の隅に置いてあった小さな椅子を持ってきてベッドのそばに腰かけると、ニノが手を伸ばしてきた。
その手をぎゅっと握り話しかける。
雅「だいじょうぶ、ここにいるから。手、繋いでようか」
和「ん…ありがと…」
ニノはそのあとすぐに眠りについて、俺も気づいたらベッドに突っ伏して寝ていた。
もちろん手は繋いだまま。
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reciieeg(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！ (2020年3月10日 19時) (
レス) id: 392631f079 (このIDを非表示/違反報告)
える - 毎回楽しみに見させてもらってます！更新頑張ってください！！ (2020年1月29日 7時) (レス) id: 511acc1b86 (このIDを非表示/違反報告)
nisamira tooya - 更新楽しみにしてます！ 翔くんにたっぷり甘えさせてあげてください！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 392631f079 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年5月6日 14時
