16′Orange & Silhouette ページ17
あ「和ッ!!」
落ち着きのある商店街。
こんな所、全く知らないに、和はどんどん狭い路地裏を進んでしまう。
あ「和…？何処？
……どうしよう…」
ついに和を見失ってしまった。
跡に戻ろうにも、左右前後に道が張り巡らされていて、どちらから来たか解らない…
私ってホントにバカ…
和なんて、ほっとけば良かったのに…
不安で不安で、涙が溢れそうになってくる。
グイッ
あ「きゃ…ッ!!」
突然、左手の道に引っ張られて、声を出してしまった。
あ「だ、誰…!？離してッ」
？「……」
ギュウッ
問えば問うほど、後ろから私を包む腕が強くなる。
？「俺だよ…俺だよ!!」
グイッと向きを変えられ、初めて、あの人だと気付く。
あ「和…!!」
オレンジの淡い照明が、和の綺麗な顔を照らし、シルエットができる。
あ「乱暴だったから気付かなかった…」
私が一言零すと、またため息を付いて、私の肩に置いた手を離した。
嫌味を言うつもりは無かった。
けど…
和「で？なんで俺を追い掛けてきたの。」
細く、狭い道に一つ置かれたブロックに腰掛けて、吐き捨てる様にいった。
左手は膝の上に付き、顎を手に乗せて、今にもまた、ため息を付きそうなくらい、憂鬱な表情…
あ「…私の冗談で…怒っちゃったなら…悪いかなって……」
和「ぢゃあ、自分のした事、全部知ってんだ？」
あ「え…いや、そりゃ
寝てる時以外なら…
まぁ…」
和「翔ちゃんの肩に頭乗せてスヤスヤ寝てたの、知らないんですか？」
あ「はい…？!」
和「翔ちゃんの鼻血、１番の原因はAなんですけど」
和が私の方を向いたと思ったら 和の目は怖いほど私を睨んでいた
あ「私が原因…
なら、謝って来なくちゃ…!」
何気なく、何気なく、
この場を抜け出そうと思ったのに…
和「ホント、翔ちゃんの事ばっか、心配なんですね、姫宮さんは…」
あ「は？」
少し、挑発に乗ってしまったのか、振り返ってしまった
和「困るんですよね、そういうの」
あ「だから私は「だったら」
言葉を遮られ、和は立ち上がり、私に歩み寄りながら言った
和「今すぐリーダーにキスしてください」
はいぃぃぃ!？
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里奈(プロフ) - うん (2011年3月21日 11時) (
レス) id: fc94734804 (このIDを非表示/違反報告)
爽香(プロフ) - 久しぶり!!来てくれてありがとう＞＜読みにくいシーンとかあったらヨロシクﾈ☆ (2011年3月19日 20時) (携帯から) (レス) id: 07e708112e (このIDを非表示/違反報告)
爽香(プロフ) - コメントください＞＜ (2011年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: 07e708112e (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん - 爽香ちゃん作成しただけど、何度調べても出てこないの (2010年10月17日 18時) (レス) id: 1429f746f7 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん - 今英検５級のしけんを受けに行くところだよ☆頑張ってきます！ (2010年10月17日 12時) (携帯から) (レス) id: 211160eeec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽香 | 作成日時：2010年8月17日 22時
