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潤「やっぱりまだ思い出しちゃうんだね...」
智「お医者さんも記憶が思い返されることがあったらフラッシュバックを起こす可能性があるって言ってたもんね」
翔「辛いな、、」
潤「あ、そうだ、相葉さん迎えに行かなくちゃね」
翔「俺行ってくるよ。潤と智くんはニノの様子見ててやって」
翔さんは相葉さんを病院まで迎えに行った。
和はあれからリーダーの腕の中で眠ったまま。
智「ふふ、かわいいやつだな」
和は柔らかいほっぺをリーダーにくっつけて目を瞑っている。
泣いてしまったせいで、顔は涙で濡れたまま。
智「こんなかわいい顔してんのに俺らには想像もできないもん1人で背負って」
リーダーは悲しい顔をして和の涙を拭ってあげる。
そしてそのままプニプニのほっぺをつつく。
潤「ほら、和起きちゃうから笑」
智「ごめんごめん、ベッド運ぶか」
和をベッドへと移し、そっと布団をかけてやった。
こんなに頑張って乗り越えてきたのに、和の心に残った傷は、まだ和を苦しませている。
昔から和のことを知っているからこそ、辛くなる...
寝顔を見ながら少し泣きそうになった。
しばらく様子を見ていると。
雅「ただいまー！」
玄関から相葉さんの声が聞こえた。
部屋を出ると、翔さんに肩をかけて歩いている相葉さん。
足は包帯でぐるぐる巻きだが、その他は特に怪我もなさそうで安心した。
潤「相葉さん！もう〜心配したよ」
智「無事でよかったぁ、足大丈夫？」
雅「軽い捻挫だよ。それより...にのちゃん大丈夫？
翔ちゃんから少し聞いたけど、、」
潤「あぁ、今はなんとか落ち着いて寝てるよ」
智「相葉ちゃんのこと心配してたぞ」
雅「そうだよね。病院でもにのちゃんの心配する顔が浮かんだよ、、悪いことしちゃったな」
翔「そんなことないぞ。...ってか、雅紀はやりたくて事故起こしたわけじゃないんだし」
潤「そうだぞ！ほら、リビングあがろ？」
リーダーが気を利かせてさっと扉を開けてくれる。
みんな、同じように和のことが心配なんだ。
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作者名：Kai | 作成日時：2020年7月11日 11時
