愛されくノ一（１）【少年忍者】 (ページ33)

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長瀬結星ページ33

*

「結星、お願い！！ねっ？」

長「無理ですって！」

そんな可愛い顔でお願いされても困ります！

と私の願いを聞き入れてくれない結星。

長「この間も安嶋くんに怒られたじゃないっすか」

「バレなきゃ大丈夫だって！」

長「いやいやいや」

別にアクロバットが出来なくても問題は無い。

無いけど、やりたくなるじゃないですか！！！

1回何も考えずにあじに聞きに行ったら

問答無用で却下されました。

あの人ほんと過保護なんだから！！！！

で、それからは隠れて結星に教わっている。

無理やり。

「ロンダードがしたい」

長「なんでまた？！」

「マカコ飽きました」

長「安嶋くんから許されたやつ飽きたんすか」

前回、結星に教えて貰っている途中で

あじにバレたアクロバットなんだけど……

何度も説得して唯一許されたやつなのだ。

長「Aちゃん、細いから」

「普通です」

長「折れたら怒られるの俺っすよ？！」

そう、なぜか怒られるのは結星。

長「いやほんと、我慢してください」

「ケチぃ、、、」

長「も、もう！誰か〜！！！」

「結星に泣かされたってくろちゃんにチクるよ」

長「ちょ、まって！！それはやばい。」

わたわたと慌て始める結星。

今回はしょうがない諦めてやるか…。

*