第十四話 ページ17
「いやー、素晴らしい試合だった！
轟少年は仲間を巻き込まず、核兵器にもダメージを与えず、尚且つ敵も弱体化！しかし、最後に油断したな。若藤少女のトラップは実に鮮やかだったよ」
『ありがとうございます』
「しかし、キミはもう少し協調性が必要だね。作戦を仲間に伝えていなかっただろ！あれでは仲間を巻き込んでしまう可能性もある。以後気をつけるように。ビルから飛び降りる様な危険行為もだぞ！」
オールマイトの注意も、笑って受け流した。
巻き込むはずがないだろう。その辺も計算済みなんだから。そんな悪態をつくつもりも毛頭ないが。
その後も順調に進んだ。結局怪我人らしい怪我人は最初の試合でボロボロになった緑谷くんのみで、大きなハプニングも特に無かった。
終始轟くんがこちらを睨みつけている事以外は。特に誰も気がついている様子がなかったので、触れないでおこうか。
そして、はじめてのヒーロー基礎学は終わりを迎えた。
ーーー
準備完了、いざ帰宅！というところで、呼び止められた。今日の授業の反省会をするらしい。
『特に反省する事ないんですが…』
「キミもオールマイトに注意されていただろう！そういった点をさらっておこうと思うのだが」
『オールマイトの手前黙ってましたけど、私はあれが最善だと思ってますよ。
逆に質問しますけど、味方２人身動きできず、相手はほぼ無傷で２人。あの状況で君、どうやって勝つんですか？』
そう言うと、飯田くんは黙ってしまった。
『まあ、と言うのは冗談で、作戦くらいは伝えておくべきだったと思ってます。反省会終了！では、さようなら』
ニコッと笑みを貼り付けて、飯田くんの肩をぽんと叩く。誰にも止められないので、すぐに教室を後にした。
彼女のいなくなった教室には、異様な雰囲気が漂っていた。
「なんつーか、読めねえよな、あいつ」
「悪い子じゃないのはわかるんだけどねー」
「今日の授業も、若藤の一人勝ち感がすごかったしな」
ーーー
すみません、小説書くのが久しぶりすぎて、同じ話を二話連続で上げてしまいました…！
今後、誤字脱字等も含めて、何かミスがありましたら、コメント欄で教えてくださると幸いです。
後、私は非常に単純な人間なので、評価、コメントだけで更新速度が上がります。何卒、よろしくお願いします。
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六時の虹(プロフ) - もんちゃんさん» ありがとうございます！この夢主ちゃんやや捻くれてるというか、クセがあると思ってたのでそういってもらえると嬉しいです！ (2022年12月11日 20時) (
レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - めっちゃ夢主ちゃん好きです！！ (2022年12月8日 20時) (レス) @page46 id: a2e7ecf5df (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - 黒砂糖パフェさん» ありがとうございます！忍たまキャラは近いうちに必ず出すので、それまでこの小説に付き合っていただければ幸いです！ (2022年12月6日 22時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
黒砂糖パフェ(プロフ) - とても面白いです！早く忍たまのキャラが出てくるところを見てみたいです。頑張ってください！ (2022年12月5日 19時) (レス) @page44 id: ebc4dd80bc (このIDを非表示/違反報告)
六時の虹(プロフ) - (名前)カノンさん» コメントありがとうございます。パスワードをかけている作品は、お恥ずかしながら完全に更新が止まっているものでして…。それでもよければ、どうぞよろしくお願いします。 (2022年11月6日 23時) (レス) id: 6ed7129851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六時の虹 | 作成日時：2022年6月11日 17時
