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時透無一郎 ページ12

時透「はあまったくなんでAはまた面倒事に巻き込まれてんの」

『……なんでって』

時透「大体Aがモテ柱って言われてんのも気に食わないし」

『………無一郎』

時透「なに」

『かわいい』

時透「……霞の呼吸 壱ノ型」

『いやいやちょっと待って!ごめんって!』

時透「本当学ばないよね」

『考えてもみろよ』

時透「…何が」

『あたし22歳』

時透「うん」

『無一郎14歳』

時透「うん」

『8歳差』

時透「だから?」

『…やっぱ無一郎のこと仮にかっこいいって思うとお巡りさんこっちですってなるじゃん』

時透「………」

『…』

時透「なんないよばか」

『………無一郎?』

時透「もうAなんかしらない」

『…えっ、ちょっ、待っ…』





無一郎はすたすたと今来た方向を戻っていった。





時透「でも」





こちらを振り返る。





時透「死んだら許さないから」





そう言うと何か物を投げつけてきた。

少しガタガタしているが、"安全"と書いてあるそれは、折り紙で作られたお守りらしい。





『…かわいい……』

時透「………ばーかばーか」





齢14にして柱になってしまった無一郎。しかも肉親は居ないようだ。

とても哀れだと思った。

初めて会った時は空虚を見つめていた。

目に光がなかった。





『………時透無一郎ってお前か』

時透「………」





魂ここにあらずって感じで、ぼーっとしていた。





『…無一郎っていい名前だな』

時透「………なんで」

『だって、無一郎の無って、無限の無じゃん!』

時透「………!」





それから時透は大泣きしはじめて、あたしはまじで焦った。うわそんなに嫌だった?ごめんもう土下座するねスライディング土下座でいい?とか言いながら頑張って機嫌を取ろうとした。だけど無一郎は言った。





時透「…っ、思いっ…だし…た…っ…」





それから無一郎は変わった。喋るようになった。目に光が入った。そして。





時透「ねえA聞いてるー?」

『…はいはい』





めちゃくちゃあたしに懐くようになった。

多分母親代わりてきなそれ。





だからあたしは無一郎に可愛いとしか思わないけど。思わないけど。





時透「次可愛いって言ったら刺す」





無一郎的には気に入らないらしい()

無限列車→←花柱の策略



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アメちゃん(プロフ) - ギャァーーーーー続き気になるじゃんかぁーー (2020年9月17日 22時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
うべぇん - 鱗滝のジジイに彫ってもらった麺てwwww誤字脱字が面白すぎてわろけてましww (2020年6月13日 0時) (レス) id: 5654052a0b (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ぎゆさね推しさん» 頑張りまっす! (2020年4月8日 17時) (レス) id: ebc4954dcf (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ゆりなんぽんさん» はい!あいざいます! (2020年4月8日 17時) (レス) id: ebc4954dcf (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) -  鬼滅の刃 loveさん» うわああざます号泣 (2020年4月8日 17時) (レス) id: ebc4954dcf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2020年2月26日 21時

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