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氷柱男との毎朝恒例化してた銃の稽古は1週間ほど続いていたが私が人並み程度には使えてきたのでこれ以上は迷惑をかけられないと今日限りで教えて貰うのを断ろうと考えていた。

「よし、当たった!」

「まあ、良くはなってきてるな」

氷柱男からもお墨付きを頂きこれはもうそろそろバトルアリーナとやらに行ってもそこそこやれるのではと思い始めたのだが矢張り慣れない武器での初戦闘は精神的にくるものがある。
マリア様をお守りできる程度になるまでは自主練するつもりだ。

「でしょ?だから明日からもう大丈夫」

「は?」

「えーと、私の事嫌ってる筈なのに毎朝ありがとうございました」

「貴様まさかもうバトアリ行く気なのか?」

「そんな訳じゃないけどこれ以上氷柱男…氷柱さんの手を煩わせる訳には行かないかなと」

以前氷柱男と呼ぶとかなり不機嫌そうな顔をしたのを思い出したので本名を呼ぶのには抵抗があるしかといって教えて貰った恩がある為間をとって氷柱さんと呼んだ。
まあ見る限り氷柱さんは別の事で頭がいっぱいそうなので呼び方所ではなさそうだ。

「まだ教えてない事が沢山ある…から朝の練習は続ける」

珍しく言葉を濁しながら話す姿に驚きつつ私は無理しなくてもと言うと力強く手を握られた。

「俺が続けたいんだ…駄目ですか?」

「へっ!?!?何か悪いものでも食べた!?」

こいつもしかして前日酒でも飲んだのではと疑いつつ有り得ない状況に慌てふためいていると氷柱さんは突然手を離し座った目で私を見た。

「……チッ…兎に角明日も練習は続けるぞ。貴様の今の腕では味方所かあの女さえも守れないぞ」

「何で今舌打ちされたの?まあそういう事なら…お願いします」

「貴様が出来てきたかどうかは俺が判断する。だから勝手に終わらせるな」

まるで捨てられた子犬を彷彿させるような表情を浮かべた氷柱さんに私は思わず目を背けるとふはっと笑い声が聞こえた。

「脈ナシという訳では無さそうだ」

「は?どう意味?」

私の質問には答えず背を向けて去っていった氷柱さんの背中を眺めつつ、トレーニングルームで一人心臓のバクバクが収まるのを待った。


更新が遅くなってしまい申し訳ありません…ブラチ落ちる期間が終わりブラチミッションも終わったのでまた更新をしていきたいと思いますので宜しくお願いします。

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ブリ(プロフ) - 葉流@マルコス愛さん» ありがとうございます!アダムいいですよね…!しかもシーズン来ますしお互い頑張りましょうね!! (2019年1月27日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
葉流@マルコス愛(プロフ) - はぅ……だむぅ……よき( (2019年1月23日 20時) (レス) id: e55367f9ec (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - 扇ちゃんさん» 温かいお言葉ありがとうございます!今作も見て頂けてとても嬉しいです...!扇ちゃんさんのご期待に添えるような小説が書けるかは分かりませんが精一杯頑張らさせて頂きますので見て頂けると幸いです! (2019年1月16日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
扇ちゃん - ブリさんの新作楽しみに待ってました…!またアダム落ちで、しかも今回は色んなコンパスキャラが出てきて嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ更新無理せず頑張って下さい!!!応援してます(`・ω・´)ゞ (2019年1月16日 14時) (レス) id: f2fb5d5d4d (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - ソーンきゅんさん» コメントありがとうございます…!更新頑張らさせて頂きますので読み続けて頂けると幸いです! (2019年1月10日 14時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブリ | 作成日時:2019年1月4日 17時

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