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まといさんに絞られた忠臣さんは不機嫌そうに腕を組みソファに座った。
兎に角一緒にバトルアリーナへ行く危機は去ったようだ…まといさんに感謝だ。

「バトルアリーナ行くなら俺を連れてってくれよ!ロール的にも最適だろ!」

そう言い私とまといさんの間に割り込んできたのはアタリさんだった。
アタリさんは確かスプリンターだったから足の早いロールだった筈だ。

「勿論です!後もう1人居ればいいのですが…」

「ごめんねぇ、アタシはAとロールが被るからあんまりオススメ出来ないな…」

まといさんは申し訳なさそうに自分の頬を掻いた。
確かに前線に出てくれる人がアタリさんしかいなかったらアタリさん一人に大きく負担させてしまう。
それは非常にまずい状況だ。

「私がアタッカーなら完璧だったというかアタッカーの方が絶対得意だというか…」

「そうなのかい?」

「えぇ、私これでも前線に出て剣を振るっていたんです」

私は剣を振るフリをするとまといさんとアタリさんは面白可笑しそうに笑っていた。

「そんなに笑わなくても…!何なら剣の腕なら氷柱さんにも負ける気はしませんので!」

「ほぉ」

突然背後から聞き覚えのある声がしたので勢いよく振り返ると口元は笑っているのに目が全く笑っていない氷柱さんが立っていた。

「突然背後に立たないで貰える!?」

「貴様が戯言をほざいていたから少し灸を据えてやろうと思ってな」

「戯言じゃなくて真実!」

私達の口論がヒートアップしていくと流石に不味いと思ったのかまといさんが仲裁に入ってくれた。
私も氷柱さんも迷惑はかけられないと思ったのは同じだったようで大人しくお互いの口を閉じた。

「それにしても2人が敬語で話してないのって新鮮だねぇ」

「確かにな!アタリでいいって言ってんのにずっとアタリさんだしよ」

「敬語が基本的に私のデフォルトなので…ってそんな事より明日一緒にバトルアリーナに行って下さるアタッカーの方を探さないと!」

私は態と話を逸らし先程の話題を持ち上げるとおやと隣から態とらしい声が上がった。

「明日手が空いているアタッカーならここに居ますよ?」

見たことも無いぐらいいい笑顔で氷柱さんがこちらを見てきた。
私は断ったら面倒くさそうな事になりそうだなと思ったのとほんの少しでも氷柱さんと居られる事を嬉しく思ったのは内緒だ。

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ブリ(プロフ) - 葉流@マルコス愛さん» ありがとうございます!アダムいいですよね…!しかもシーズン来ますしお互い頑張りましょうね!! (2019年1月27日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
葉流@マルコス愛(プロフ) - はぅ……だむぅ……よき( (2019年1月23日 20時) (レス) id: e55367f9ec (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - 扇ちゃんさん» 温かいお言葉ありがとうございます!今作も見て頂けてとても嬉しいです...!扇ちゃんさんのご期待に添えるような小説が書けるかは分かりませんが精一杯頑張らさせて頂きますので見て頂けると幸いです! (2019年1月16日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
扇ちゃん - ブリさんの新作楽しみに待ってました…!またアダム落ちで、しかも今回は色んなコンパスキャラが出てきて嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ更新無理せず頑張って下さい!!!応援してます(`・ω・´)ゞ (2019年1月16日 14時) (レス) id: f2fb5d5d4d (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - ソーンきゅんさん» コメントありがとうございます…!更新頑張らさせて頂きますので読み続けて頂けると幸いです! (2019年1月10日 14時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブリ | 作成日時:2019年1月4日 17時

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