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岸「なぁ、いわげん？俺はもうリーダー降りたほうがいいかなぁ？」
岩「はぁ？何？突然」
岸「だって、俺が唯一決めたルールが守られるところか、半分以上のメンバーに破られてるんだけど・・・」
岩「あぁ・・・さすがに岸君でも気付いたか」
岸「気付くわ！！あっちこっちでイチャイチャされたら俺だって分かるわ！！」
岩「喧嘩して気まずいのよりはいいじゃん。俺はこっちの方がいいけどな」
岸「う〜ん。それもそうだな・・・見守るっていうのもリーダーの役割だよな？」
岩「岸君にぴったりだよ！！むしろ岸君にしかできないから」
岸「何言ってんだよ！！二人で見守るんだよ！！お前だって大事なメンバーだそ！！」
岩「///・・・分かってるよ」
岸「おっ！！照れてるのか？」
岩「うっさい！！ばか。岸君のお団子ナス！！」
二人のやり取りを微笑ましく見て振りかえると、反対側で寄り添うように座っている紫耀
と廉が目に入った。
素直に甘えられない廉に《紫耀君にとことん甘えていきましょう月間》と勝手に名付けて
片時も離れずにどうしたい？どうやって甘える？と聞いている。
急に構われる事に困惑しながらも耳まで真っ赤にして嬉しそうにしている廉を見ると紫耀
に攻略されるのも時間の問題だった。
そんな二人にこっち迄幸せをもらって隣を見ると今度はジンと目があった。
付けている時計をトントンと指さしていて、少し照れながらも頷いた。
その仕草が今夜はジンの家にお泊りする合図でもあったのだ。
みんなの前では堂々としたいジンだったけど、まだ、言うのが恥ずかしい俺のお願いで今は合図を
決めてお互いに誘っていた。
悪夢で目覚める事もあったけど、いつもジンが抱きしめてくれて背中をさすってくれる。
その安心感でだんだん見る回数が減っていった。
ジンの傍は余りにも居心地がよくって、今では傍にいないことなんか考えられなかった。
君と歩む道の先に一体何が待ち構えているかは分からない。
でも、二人でならきっと乗り越えられると教えてくれて、自信をくれたのも間違いなく君だったのだ。
Ｆｉｎ
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こあ(プロフ) - nikonnさん» わ、本当ですか……嬉しすぎる、ありがとうございます！私も謎の緊張が！！nikonnさんの書き方好み過ぎて…ぐうじさんの雰囲気とか、、。これからも応援してます！ (2021年6月24日 0時) (
レス) id: f6c76a4ec8 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - こあさん» こあさん！！気付かずにいましたが、こあさんの作品読ませていただいてお気に入り登録しています！！こちらこそファンです(/・ω・)/スター作家さんに読まれていると思うと緊張しますがこれからも頑張ってください(/ω＼) (2021年6月23日 15時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - こあさん» ファン・・・ファン・・・ファン・・・なんて素敵な響きでしょう(/ω＼) 本当に嬉しいです！！励みになりました('◇')ゞ頑張って書き続けます！！ (2021年6月22日 8時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - 前作から大ファンです……読むのが遅くなって悔しいですが、本当に好きな作品です。素晴らしかった……泣 (2021年6月22日 0時) (レス) id: f6c76a4ec8 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - aoさん» 前作まで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m 私も書きながらニヤニヤしていました！！同じように感じて貰えて幸せです。引き続き頑張っていきます！！ (2021年3月28日 23時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年10月29日 17時
