今日:20 hit、昨日:6 hit、合計:48,198 hit
小｜中｜大
東から来た魔術師1 ページ2
食事処たどころ
開店だ!!
Aと恵は調理へと動き出した
「私はまずトマトを調理します!
Aちゃんは他の食材の下ごしらえを…」
『合点!』
「………」
「ｰｰｰｰ四宮先輩っ!」
「なんだよヒナコ」
2人を見ていた小次郎に日向子が近づいてきた
「食事処の“処”とたどころの“どころ”が一緒でとっても語呂が良いですね」
「縛り直して遠くに置いてこい」
「なんでええぇ?」
またもや椅子に縛り直された日向子は椅子ごとズルズルと引きづられたのであった
サクッ キリッ
恵は野菜を切り始めた
「(四宮シェフに勝とう…
なんて気負っても緊張が増すだけ
自分の料理だけ集中するんだ
今は私が…
料理長(シェフ)なんだから)」
途端に恵はハッとなった
「(しまったー!!
Aちゃんに伝えるの忘れてた…!
肩肉の切り出しを真っ先にやってもらわなきゃ調理の手順が)」
するとｰｰｰｰ
カンッ
『切り出しあがりっ
筋も全部撮っといた』
角パッドの中には肩肉(処理済み)したものが後ろから出てきた
『次…
鶏レバーと背筋の処理どっちからやる?』
「え､えっと…
レバーの方からお願い」
『はいよっ』
「「「……!」」」
手際の良さに驚く水原たち
「Aちゃん!
蒸し焼きする型の準備は…」
『出来てる!
あとはパテを仕込むだけ
ちなみに野菜のソテーはあと12秒待ってて!』
「あ…
ありがと!
(すごい…!)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レンサ | 作成日時：2019年2月13日 0時
