鎮圧4 ページ11
遥「彼女は二科生としての評価と剣道選手としての評価
そのギャップにずっと悩んでいて何度か面接もしたんだけど…
私の力が足らず彼らに付け入られてしまった
だから」
玲『甘いですね』
遥「…!」
私は小野先生の話を聞いてそう感じた
玲『行くぞ
深雪』
深雪「はい」
レオ「おい玲」
玲『余計な情けで怪我をするのは自分だけじゃない』
遥「……」
小野先生は黙っていたが私達は図書館に向かった
玲『！
図書館が見えてきた』
図書館の前では三年生の応戦側を中心に戦っている
「二年!
9時方向を固めろ
侵入させるな!!」
「間合いを詰めろ!!
生徒たちに魔法を使わせるな!!」
ドォン
「うわああっ」
ガッ
「う」
ビュッ
「ぐあ」
玲『すでに乱戦模様だな』
この現状を見て言った
その時
レオ「うおおおお」
玲『レオ?』
レオはスピードを上げ魔法を発動させた
レオ「装甲ー(パンツァー)!!」
ヴン ゴッ
「ぐっ」
レオは相手の顔を殴った
エリカ「音声認識で魔法展開!?
またレアなものを…」
玲『よく見てみろエリカ
あれはCAD自体がプロテクターを兼ねているんだ』
エリカ「え?」
「コイツ!」
レオに殴りかかろうと棒を振ったが
ガ
前腕に付けているCADで受け止めた
玲『ああいう風に使うなら可動部分やセンサーを露出させる必要のない音声認識は都合が良いんだ』
レオ「オラァ!」
レオはすぐさま殴り返した
エリカ「だけど
いくらプロテクターを兼ねているからって…」
ヒュンと飛んできた小さな石礫をかわすエリカ
それに対してレオには大きな石が数個飛んできた
エリカ「CADをあんな使い方してよく壊れないわね」
バキャッと石を粉砕したレオをエリカは見た
玲『あれはCADに硬化魔法を掛けているんだ』
硬化魔法は物質を構成する『分子』の相対位置を固定する魔法
分子の位置が動かなければ物質の形状に変化は起きない
つまりレオのCADは外装が破られない限り壊れることはない
レオ「パンツァー!!」
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レンサ(プロフ) - 零さん» 頑張ります! (2019年2月16日 13時) (
レス) id: 6d7ff987c8 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続き、ありがとうございます。頑張って下さい！ (2019年2月16日 13時) (レス) id: 3aeee74b29 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2018年12月23日 15時) (レス) id: ac2149fdb8 (このIDを非表示/違反報告)
零 - とても面白いです。続きを楽しみにしています。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 659ff4fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。確認しなかった私のミスです。先程外しました。 (2018年10月21日 9時) (レス) id: 54802ccd7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レンサ | 作成日時：2018年10月21日 7時
