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て「あ、肉巻きあるよ」
『ホントだ!食べたい』
と「うわ!しかも地ビールあんじゃん!!」
り「ダメだよ?主役はAなんだから」
『え、なんで。飲みなよ』
と「じゃ、遠慮なく行っちゃっていいですか?」
『どうぞ〜』
り「あっちで座って食べよっか」
『待って、鹿居る。鹿』
と「うわ、こんな街中にも来るんだ」
『やばいやばい』
て「大丈夫だって。あんな離れてるし」
『動物の脚力舐めてるでしょ。絶対ダメ』
り「あ、向こう行ったじゃん」
と「そこ座る?そしたら俺らが鹿見えんように壁になれるし」
『褒めたったろうやないかい』
虫「としみつさんリードですよ。りょうくん、がんばって」
て「もう応援もしてくれんくなった」
り「どう?肉巻き」
『んまい!』
と「あ、写真撮ろうか。全員で」
り「俺撮るよ。いくよ?はいチーズ!」
虫「後で送ってね」
り「うわ。A以外、全員半目になってる(笑) 」
『どんなタイミングで押したらそんなことなんの』
虫「何でもいいから送れ」
『てっちゃんヤバすぎない?ブサイクすぎる(笑) 』
と「どれ……うわ、ホントじゃん」
て「はあ?……まあ確かにこれは酷いわ」
虫「さやりんがウケすぎなんだよなあ」
り「Aのツボはてつやの失敗だからね」
と「一番勝ち筋あったのに」
虫「もうそろそろ終わりますけど、駆け込み労いしなくていいですか?」
と「あ!ゴミ貰うよ」
『ありがと』
り「肩揉もうか?」
『大丈夫』
て「…………じゃあ、今から俺が一言で笑わせられたら、褒める札上げて?」
虫「なにそれ(笑) 」
『やってみせよ』
て「お相撲さん」
虫「えっ?!なに?!めちゃくちゃ噎せてるじゃん」
と「ホントに一言で笑わせてんだ」
り「凄いは凄いけど何なの(笑) 」
て「詳細は言えないけどまあ色々あるんです」
『あー、ダメだ。絶対に聖書って言うと思って備えてたのに』
て「これはもう勝ちでしょ」
『褒めたったろうやないかい』
虫「ということで?得点は?りょう、2点。てつや、マイナス4点。としみつ4点でとしみつ優勝!てつや罰ゲーム!!」
て「知ってた!!」
虫「罰ゲームの内容は?」
『被雇用者の気持ちがわかってないてっちゃんには、1週間首輪付けて生活してもらいます』
て「あー……まあそんなしんどくないか」
『ちなみに私への返事は全部ワンです』
て「…………えっ」
『それではまた次回の動画でお会いしましょう!ばいばーい』
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作者名:蚕虫 | 作成日時:2023年10月30日 21時