としみつ退院おめでとう ページ1
・
ゆ「ホントとしみつ元気だったよね。早朝から行ってもニッコニコでゲームしてたもん」
て「なんそれ。ありえん」
と「いやそれは来るって言うから起きたんだよ?」
り「え?そうなの?言っとったやん。朝から友達の配信見て癒されとるって」
と「ああ、こうまいね?まあそれはそうだけど」
虫「でもさ、僕も前手首にボルト入れた時入院したじゃん?そん時にさやりんとてつやが来てくれてホント嬉しかったから、やっぱりお見舞いは必要だなって思った」
て「あー、行ったね」
『三重の帰りだっけ?』
て「赤福たらふく食べた時でしょ?」
虫「お土産で赤福持って来たもんね。病人だって言ってんのに」
『でも今回さ(笑) としみつくんにそういうボケで病人が絶対食べれんの持って行ったんだけど、普通にありがとう!って言われたから密かにめっちゃ笑った』
と「あー……え?どの時?」
『桜餅』
と「あれボケてたの(笑) 普通に和菓子嬉しくてテンション上がっちゃった」
虫「挙句の果てに鯛焼きリクエストしてきたもんね」
と「鯛焼きね。めっちゃ食った」
『めっちゃ食べてた』
と「虫さんと浅谷さんが一番来てくれたよね。なんなら親より来てたもん」
虫「朝からね(笑) 」
『私、朝弱いからざわくんに叩き起こしてもらってた』
り「必然的に俺も起こされるんだよ(笑) 」
と「りょうは来たり来なかったりって感じだったよね?」
り「俺、朝に編集したいタイプだから」
と「あぁ、それでか。なんで浅谷さん起きてるのにりょう起きてないんだろってずっと気になってた」
て「聞きゃあいいやん(笑) 」
と「怖いやん!今度はざわくん家に移った〜とか言われたら!!」
し「怖いの?(笑) 」
虫「あとこれは話逸れるんだけど、早朝のさやりんめちゃくちゃ可愛いよ」
り「話逸れたなぁ」
虫「ほんっっとに起きないの。耳元で叫んでも揺すっても」
し「なんでそこまでして見舞い行くの?」
『寂しいやん。朝起きて白い天井の下で一人ぼっちって』
虫「僕はね、これを聞いた時おったまげたよ。こんなに心が綺麗な人が居るのかってね」
て「病院の人居るやん」
し「ね」
虫「おいそこ!水差さない!!」
と「ほとんど毎日来てたよね?」
『行った』
り「話すことないでしょ?」
と「それがさぁ、あるんよね」
虫「僕もビックリしたけど、なんかいつの間にかこの2人仲良くなってやがったわ」
と「いつの間にかってなんだよ」
134人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蚕虫 | 作成日時:2023年10月30日 21時