東海オンエアの優雅な休日 〜純喫茶編〜 ページ5
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い「ランチ行きましょ!」
『ランチ行きましょ!』
て「ここ2人が結託すると良いことがひとつも無い」
『純喫茶行かん?餡バタートースト』
ゆ「乗った!」
虫「モーニングギリ間に合うのか」
『そうだよ?こんな空き時間、他に無いよ』
し「1時間半?」
『うん。ちょうどでしょ?』
り「朝、卵かけご飯食べとったやん」
『それはそれ。行く人!』
虫「さやりんが行くなら」
ゆ「俺も口が純喫茶になったわ」
し「悪くは無い」
り「まあ、いいよ。する事ないし」
い「あと、てっちゃんだけですよ」
て「俺ぇ?……いいよ。別にそんなに腹減ってないもん」
『でも行こうとしてるとこ、ゲームテーブルあるよ』
て「なんそれ」
『机が丸ごとレトロゲームのやつ』
て「ふぅん……」
い「あっ、興味持った!」
『よし、いくとくん!確保だ!』
り「そんなお腹減ってるの?」
『ううん。りょうくん家からの道すがら、良いなぁってずっと気になってたから』
虫「そういえばその話したの?」
『あ、してない?私、りょうくんの家に引っ越しました』
り「ずっととかじゃないけどね。一定期間」
『まあ社会見学だよね』
り「付き合っては無いです」
虫「てつや家に居た時よりもご飯食べる回数が増えたのが嬉しいよ、僕は」
て「そんなん言ってる内にブクブク太るからね、千と千尋みたいに」
り「でも実際ちょっと増えたもんね」
ゆ「前が痩せすぎだって」
『そう。標準体重に乗った!』
し「スイーツ?」
『りょうくんの手作りご飯』
し「わぁ!贅沢者だぁ!」
虫「シンガポール旅行のサブチャン、大体さやりんとりょうの関係邪推するコメントだったのも仕方ないよね。本人たちがこれだもん」
り「付き合っては無いけど、仲は良いんだよね」
『蜜月だね、今』
ゆ「蜜月はダメやん(笑) 」
『そっか(笑) 』
ゆ「結婚してることになるからね?」
『やばい悪化しちゃう』
て「てか行かんの?」
『行く。車回してくるね』
い「あ、俺運転するよ」
『えー、私もしたい。ジャンケンね』
り「何気に一番距離感怪しいのはここだからね」
虫「いくととさやりん?」
し「てつやパパ的にはどうなの?」
て「いくとがAと……?許さんよ?」
り「こわ(笑) 」
て「りょうでも普通に許さん。いくともりょうも不幸になる。アレと付き合ったら」
『言っとくけど、全部聞こえてるからね』
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作者名:蚕虫 | 作成日時:2023年10月23日 10時