Idol 3

ぽにぽにゆーとぴあのメイク待ち時間 ページ32

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り「てぴのこの服、Aのなんでしょ？」

て「あ、そうそう〜！借りたの！」

む「あっ……へぇ〜。てぴって浅谷さんと仲良いんだぁ〜」

し「ね〜、なんか意外〜」

む「私なんかブスだからぁ〜、浅谷さんの隣なんて恥ずかしくて並べないもん」

『ああ、それよく言われる。意味分かんないけど』

て「あっ、よく言われるんだ？」

『うん。でも別に、隣並んでる時に顔面なんてどうでも良くない？』

む「……それは浅谷さんが可愛いから言えるんだよ〜」

し「そうだよね〜」

む「ほら、今だってりょうくんも、ず〜っと浅谷さんの方見てるもん！」

『だから？顔ばっか気にする人間の視線なんて、意識するほど無駄だよ』

て「つっ……強いわね、A」

し「さすが、女王って呼ばれてるだけあるわ〜」

り「なんか俺が風評被害受けたな」

『りょうくんって、だいぶ外見至上主義だもんね』

り「そんな事ないって」

『じゃあ、私とむしめろでぃならどっちが好き？』

り「それはA」

む「ひど〜い！！」

『ね？こんな人の言うこと、気にしても無駄なんだって』

り「そりゃそうじゃん！だってコレとAだよ！？」

む「まあそらそうだわ」

て「なんか今、変な人格がログインしてなかった？」

む「えっ、分かんない〜」

り「ていうか、さっきからてぴが爆笑して体動かす度に、服からミチミチ音がしてるけど大丈夫なの？(笑) 」

て「そっ！そんな音！してないもん！」

り「いや、してるんだって(笑) 」

『別にいいよ。それ、てっちゃんの実家に置いてたやつだし』

て「昔のお仕事先に着て行ってた一張羅よね？」

り「何歳くらいの時？」

『中学生……あ、だからそれこそデビュー曲のレコーディングもコレで行ったかも』

む「待って！！？ホントじゃん！！おい、今すぐ脱げ！！」

し「ちょっと！キャラキャラ！！」

て「やだ！！剥かれる！！」

む「ダメだ！てぴが着てるから歪んでて気付かなかった！！」

り「そんな大切な服なの？」

『いや……服は服だし、自分で買ったやつだし』

て「今だけでいいから大切に思ってくんない！？引き裂かれそうなんだけど！！」

り「あーでもたしかに、俺が渡した服とかは大切にしてくれてるもんね」

む「はっ！？服渡したの？」

り「渡したよ？」

む「それ、脱がせたいですって意思表示なの知ってる？」

り「さあ？(笑) 」

て「やばい！むしめろでぃがキレた！！」

し「退散退散！！」

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