てつやの膝から血が出てたので30分雑談しました ページ33
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り「ていうかさ、Aはさ」
『え？』
り「めちゃくちゃビックリするじゃん(笑) 」
『いや、ホントに急ハンドルでこっち来たから。なに？』
り「Aさ、正式に家引き払ったの？」
『うん』
虫「やーば。普通に同棲じゃん」
て「同棲っていうか、ね。なんかまあ実家暮らしみたいなもんだから」
『ね』
虫「なんでそんな仲良いの？」
て「なんでそんな喧嘩腰なの？(笑) 」
り「それは虫さんの事情出ちゃってるじゃん」
虫「普通にね、炎上してないの奇跡だと思った方がいいよ」
て「炎上する理由が無くない？」
虫「いや、分かってる？浅谷Aだからね」
り「本人、まったく分かってないよ(笑) 」
『だってね……ざわくんみたいなタイプのファンの人、少ないよ』
虫「多分それは皆、隠してるだけだからね？さやりんはそういうファン、嫌いだろうなって思うから」
り「嫌いなの？」
『嫌いってことは無いけど、ファンの人だからって言うことを遮二無二聞く必要は無いかなとは思ってる』
虫「今のめっちゃ浅谷Aだわ」
り「いや、なに感動してるの？そこじゃないんだって。絶対おかしいよ。24歳の男女が一緒に住んでんだよ？」
て「いやだからさ、男女じゃないんだよね」
と「男女やん」
り「やっと喋った(笑) 」
虫「としみつ、さやりんのことになると喋らんくなるからね」
て「それ考えたら逆に良くない？ほら、俺とAが一緒に住むと、もっと2人も仲良くなれるかもしれんやん」
り「今までも同棲みたいなもんで、何も変わらんかったのに？」
虫「いつになったら慣れるの？」
て「だってさ、もう出会って4年……？とかだよ」
『慣れてるよ。仲悪くないよ。ね？』
と「うん」
虫「照れてるだけ？」
と「……照れてるって言うかねぇ、」
て「照れてるやん」
と「だからさぁ、言ってるやん！」
り「顔がド好みなんでしょ？」
『ド好みなんだ？』
虫「黙っちゃった(笑) 」
て「ホントに好きな人見てる顔やん」
り「もはや虫さんよりファンだもんね」
と「いや、ね。ファンではないよ？」
『曲とかは聞いてくれないもんね？』
と「聞かない訳じゃないけど……違う俺はただ、」
り「顔が好きなの？」
て「そこだけ聞くとすごいヤな奴だな」
と「好きって言うかね……ホントに理想なんだよね」
て「これが？」
『コレって言った？』
て「言ってないよ」
『言ってないか』
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作者名：蚕虫 | 作成日時：2023年10月5日 19時
