水溜りがお土産くれた ページ27
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カ「あ、おじゃましまーす」
ト「お邪魔しまー……いや、なんすかそのマスク」
し「ん？なんか、もらった」
ト「なんか貰った？」
カ「なんで誰も気にしてないんすか？」
ト「おかしいですって。ツッこまないの」
て「うるさいなぁ(笑) …………はい、水溜りボンドでーす」
ト「あ、水溜りボンドですお願いします」
虫「まあ上がってくださいよ」
ト「失礼しまーす」
て「めっちゃ荷物多くない？」
カ「いやこれお土産です」
し「マジで？すごい量じゃない？」
『………あれ？』
て「おー、起きたの？おはよ」
『おーはよ』
カ「あっ、オジャマシテマス」
『はじめまして〜。てっちゃんの幼馴染の浅谷です』
ト「あっ、トミーです」
カ「あ、カンタです」
し「めっちゃカタカナだったよ今(笑) 」
虫「めちゃくちゃ吃ってるし(笑) 」
ト「ああ、いや。お土産足んないかもと思って」
て「この量で足りないことないでしょ」
『わ！これ知ってる。めっちゃ並ぶフィナンシェですよね』
カ「あ、そうですハイ」
虫「並んでくれたの？」
カ「あ、トミーが」
ト「まあ、ハイ。いやそんな並んでないですけど」
『嘘だぁ。私が東京居たとき、5時間並んでも買えないって有名だったよ』
て「5時間？嘘でしょ？ディズニーじゃん」
し「ディズニーでもそんな並ばんやんね」
カ「いやでもそんな」
ト「最近は2時間とかで買えます」
て「Aの情報は古いってさ」
『それはそう』
カ「良ければ、ハイ。皆さんで食べてください」
て「なんかガチガチじゃない？」
虫「さやりん居るから緊張してる？」
ト「いや、浅谷さん関係なく緊張してます。普通に大先輩なので、東海オンエア」
て「弄られてるわ」
虫「でも玄関では普通だったじゃん。絶対さやりんだよ」
し「今までもそうだったやんね」
て「へきトラもガチガチだったし」
虫「なんなら僕とかとしみつもね」
て「意味がわからん。こんな自堕落女」
『はい、最低』
虫「てつやに自堕落って言われるのは相当だよ」
て「だって俺より寝るもんこの人」
『その分起きてる時に頭使ってるの』
し「てつやと違って？」
て「はいもう知らん！家主にそんな口聞いていいの？」
『いや、今のはしばゆーやん』
て「あれ？しばゆー？あまりにも声似とって気付かんかった」
し「マジなやつ？(笑) 」
『私こんなに声ガサガサじゃない』
し「ぅおい！」
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作者名：蚕虫 | 作成日時：2023年10月5日 19時
