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まあ、一杯くらいなら平気かな。結構まだ余裕あるし。
そう思いゾムくんの話を聞きながらウーロンハイをちょびちょび飲んでいたのだけど、だんだんと酔いが回ってきたのか眠たくなってくる。


「先輩眠いん?」

「ううん、大丈夫!」


あかんあかん。先輩たるもの後輩の前で寝るなんてありえん。
否定の意味を込めて思い切り頭を振ると眠気だけでなくグワングワンと頭が揺れる感覚がした。


それから少ししてお開きの言葉がかかり、立ち上がる人、まだお酒を交わす人、酔いつぶれた人を介抱する人とバラバラしだす。


「先輩もう帰るん?」

「帰ります。もう眠いんで」

「やっぱ眠いんやん」


クフクフ笑うゾムくんがとても可愛くて母性本能がくすぐられる。
…あかんあかん。後輩だっての、タイプだからって何考えてんの。


そんな私をよそにゾムくんは頬杖をついて楽しそうに私を見ている。そんなに可笑しいか。


「A」


名前を呼ばれた方に顔を向けるとそこには幼馴染で同期のトントンがいた。
お前飲みすぎたんとちゃうか?と一瞬で見透かす彼はさすが腐れ縁なだけある。


「帰るの?」

「おん。お前も帰るで」

「えー、もう少し飲もうやぁ」


私の手に握りしめられたジョッキを優しく離してからトントンの腕は私の両脇を掴み軽々と立ち上がらせられる。
でも酔いのせいで私の足はしっかりと地面に着かない。でもそれもわかっていたかのように腰を支えてくれるトントン。


「飲み過ぎ」

「ウーロンハイが来たんだからしゃーない」

「帰るで。ほなな、ゾム」

「お疲れ様、ゾムくん。また月曜日ね」

「あ、お疲れっす…」


今まで笑顔だったのが嘘のようにどこか不機嫌そうなゾムくんの元に友達だろうか。男の人が来てへらりと笑う。
ゾムくんも彼に気づくと何かを話して歩き出した。きっと彼らも帰るのだろう。


あ、思い出した。この二人、三年前のイケメンTOP2だ。

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007(プロフ) - どうもです~。遂にですね…嬉しす ぎてガッツポーズかましちゃいました…!相変 わらず言葉選びが素敵で…。言い過ぎてく どい様ですが、有馬さんのペースで無理せず更新してくださいね! (2019年12月12日 1時) (レス) id: 02706c0822 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 不眠みんみんさん» いえ、困惑させてしまったみたいですみません。早く修繕されるといいですね(^^) (2019年11月13日 18時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
不眠みんみん(プロフ) - 有馬さん» なんかスマホバグってるみたいで他の作品もそうなってますね…勘違いしてすみません! (2019年11月13日 18時) (レス) id: 94afcdf064 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 不眠みんみんさん» はじめまして。コメントありがとうございます。しっかりフラグを外して作成していますが外れていませんか? (2019年11月13日 17時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
不眠みんみん(プロフ) - あれ…私のスマホバグってんのか分からないんですけどオリフラ外してますか? (2019年11月13日 0時) (レス) id: 94afcdf064 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有馬 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月9日 11時

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