【どうしてこうなった】降谷さんの勘違い 2【名探偵コナン】

Story83 ページ41

You side






「…」

『……』


終始無言。部屋に響くのは私がマウスやボードを鳴らしている音だけ。


……いたたまれない。

非常にいたたまれない。


いや、いいんだよ？それ自体はいいんだよ別に？？

だって会話が少ないほうがボロを出しちゃう可能性だって減るし？？


でもね？？ちょっと考えて見て？？？


自分の推しでもあり父親でもある人物が、

目の前でたった小学一年生の少年を盗撮(リアルタイム)した映像を見てるんだよ？？


私にどうしろってんだ……(震)


…はい、てなわけで。

話そうにも話せない状況が続いてるんだわ、これが(白目)


「…江戸川コナン」

『！』


しょうがない、見て見ぬふりをしよう。

そう決意した瞬間、降谷さんがボソッとそう呟いた。


…え？
急に？？急にっすか？？

ちょっとそれは心臓の予備が足りないんで通販で購入する時間を頂いてもよろしいでしょうか((


「彼について、君はどう思う？」


当然、そんな切実なわたしの願いが降谷しゃんに届くわけが無い。


…ってか。

ねえ、コナンくん？？あなたどちゃくそ怪しまれてますけども？？？

お前ら全員隠す気ゼ〜ロ〜だろ(古い)


ほんっっとに、この世界の人達はもう少し疑う心を持ちなさい！！！お母さん将来が心配だわ！！()


『ほんっっといきなりですねあなた。
江戸川コナンですか……。

どうって聞かれても、コナンくんはコナンくん(天使)ですからねえ…。』

「今なにか副声音が聞こえた気が、」

『気のせいデスヨ』


おっと危ない心の声が…。

恐るべしコナンパワー。これが噂の眼力なのね(？)


『てか降谷さん、やっぱりこれ痕跡調べろってんの無理がありますよ。

いくつかのコードが混じりあって複雑化されてるやつもあるし、かと言ってそれを無視して強引突破しようとすると画面上がバグる様な仕組みになってますしおすし。

やっぱりいくら私でも無理です解散』

「何勝手に解散してるんだ、集合」

『チッ』←


渋々閉じかけていたPCをまたまたいじり始める私。


そして何気にここまでの流れに付き合ってくれる降谷さんが私はしゅきです。

結婚して離婚しましょう((

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