Story56 ページ12
You side
『うぐぅえぇぇ……』
「アン…?」
セロリが添えられたシチューを顰めっ面をかまして食べる私と、それを心配する様に見詰める一足先にご飯を食べ終えたハロちゃん。
『だ、大丈夫やで…ハロちゃん……。
こんくらい降谷さんの為だと思えばどうって事な……おええ』←
「……アン。」
そうや!!こんなん降谷さんの為だと思えば朝飯前やわ!!!
と、既に夕飯時にもかかわらず何故か関西弁を唱えながらスプーンを口に運ぶ。
一口一口大袈裟に食べ進める私をハロちゃんは呆れたような眼差しで見たあと、
くるりと自身の遊び用スペースへと戻って行った。
ああ、まってハロちゃん!!おばちゃんを置いてかないで!!!←
『…てか、犬に呆れられる飼い主とはこれいかに。』
何だか私まで自分に呆れ、スンッと真顔になりながらシチューを口に運ぶ。
くぅう、セロリの味が染み渡るぜ…!(泣)
やっとの思いでシチューを間食し終えた私は軽く皿を洗い、自身のスマホで某動画アプリを開きながらリビングに戻る。
ヒカキソさんの新しい動画出てないかな〜なんて思いつつ漁っていると、ピロリンという通知音と共にメールが届いた。
ちなみに非常にどうでもいい話だが、ヒカキソさんとは元の世界ででヒカ〇ンさんのポジションを担っているような人だ。
名前はほぼ同じなのに…。
ヒカキソって…。
いやはや、初めて見た時の腹筋崩壊事件はいろんな意味で忘れられないよね(白目)
そんな事もあったなあと思いつつ某トークアプリを開く。
どうやらジンさんかららしい。
『えーっと…?
"バーボンに再びNOC疑惑が浮上した。
本人に気付かれぬよう監視しろ"……
………。』
降谷さん。ねぇ、降谷さん。(真顔)
無言でおけまると返信を入れつつ、降谷さんの名を心の中で連呼する。
ねぇ、降谷さん!!!またですか、降谷さん!!!!!
しかもこれ!!
これ亜月碧咲としてポアロに潜入調査してこい★みたいな事もサラッと下の方に書いてあったんですけどォ!??!?
必然的にあの迷宮無しの名探偵とも接触しちゃいますよねえ!!!
『まじかよ降谷さんんんん。』
まあ降谷さんですからね!!!イイんですけどねはっはっは!!!!
……はあ。
そう言えば、明日は久々の登校日だなあ(白目)
白目を剥きながら(剥いてない)密かに胃痛を感じた私であった。ちゃんちゃん★
……はあ。(2回目)
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夜雨ナナト - 無理だったとかなら全然書かなくていいです。ログインできない私はお気に入り登録することができませんが応援しています! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - リクですね!降谷さんの息子として外を歩いてるところを逆ナンされてしまい せらますみちゃん に助けてもらい、けれどあまりにも降谷さんに顔が似すぎていたのでうたがわれてしまう っていうのできませんか?私の低脳すぎる脳ではこれが限界だったぁぁぁぁぁ! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - めっちゃ面白いです!前作から読みました。めっちゃ面白いです!←この作品が神すぎてこれしか出てきません。すみません。 (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 57d631d047 (このIDを非表示/違反報告)
加熱されたみかん - ほんっとに作者様の作品大好きです……更新頑張ってください! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 9c8747fe33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/
作成日時:2019年8月14日 16時