キミと恋したい

照side ページ39

ハンドルに思わず項垂れる















Aちゃんと恋人になれたって浮かれてた








包み隠さず「好き」を現そう









そう思ってした行動に







いちいちかわいい反応するから







ちょっとからかって、楽しくなってましたスミマセン








これはその罰ですか？














冗談で言ったつもりなのに

















あーもう無理







しんど…














この後どーするのが正解か




頭をフル回転させる


















今するのが正解？









いやでも今したところで








止められる気がしねぇ
















大切にしたいから








ここで抱くのは違うじゃん











だからって家に連れ込むのも違うような














かといってこのまま帰すなんて選択肢は毛頭ない



















どーする？









どーする俺！！



















ん？








Tシャツの裾を引っ張られてる











『困らせてごめん…














　大人しく帰るね。』











照「待って！！！…」








ヤバい！答えが決まってないのに

体が勝手にAちゃんを引き留めてた









もぉいいや



何と思われてもいい



素直な気持ちを言おう










照「困ってなんてない







　 自分の気持ちを抑えるのに必死だっただけ





　
　 だけど辞めるわ







　





　 もっとAちゃんの事知りたいんだ








　


　 まだ一緒にいたい













　 帰したくない。」















Aちゃんの腕を引いて













後頭部を引き寄せる











柔らかい唇に













そっとキ スをした



















エンジンをかけて


















Aちゃんの家は遠ざかっていく



















照「すぐ家に連れ込むなんて、信用ならないなって思ってる？」



















『思ってないよ…










　
　私も同じ気持ちだから…。」










窓の外を見ながら答える彼女












耳が真っ赤(笑)



















気持ちが焦って事故りそう

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