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85:わだかまり ページ44

KS「…どうぞ、」



「あ、いえ…ギョンスオッパお先にどうぞ、」



KS「じゃあ…ごめん、」



緊張して意識しまくっていたからか、食事の時間はあっという間に済んだ。



とうとうこんなぎこちない会話を繰り返しながら、今私はギョンスオッパと同じ部屋に入ることになったんだけど…



KS「…3人でも十分使えるくらい広いじゃん(苦笑)」



「ほんとですね…(苦笑)」



全然狭くなんかないし、やっぱりベッキョン先輩達が…(汗)



KS「ほんとごめんビーグルが…

でも、何もしないから安心して」



しばらく黙り込んでいた私に気を使ってくださったのか、ギョンスオッパがボソボソと呟かれた



「?”何も”とは…」



KS「あ…、い、いや、分かんなかったらそれでいいんだけど、//」



何って…あ、//



「あ…//

す、すいません変なこと伺って…(焦)」



KS「いや、僕も…ごめん、」



うぅ…私のせいですっごい微妙な空気になってしまった(汗)



「「あ、あの…!」」



KS「ごめん(苦笑)…A先どうぞ、」



「あ、いえ大したことでは…!なのでギョンスオッパが先にどうぞ、」



KS「あ…ありがと、(笑)」



空気を変えようと無理に話題を探してたらギョンスオッパの方も声をかけてくださった



…けど、なんだかもじもじした感じでなかなかお話されない。



「オッパ…?」



KS「へ?…あ、ああ…ごめん。…その、さ…



似合ってたから、」



「え?」



KS「水着。…すっごくかわいい、僕の好みだし」



…ん!?



「で、でもオッパ「ごめん…あんまり可愛くて、見られるのが嫌で…ごめんね、傷つけちゃったよね」



そ、そんなふうに思っててくださったなんて…
心の蟠りが取れて、すっと身体が軽くなったような気がした。

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作者名:そるぶりー | 作成日時:2017年9月17日 15時

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