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67:罪滅ぼし…? ページ24

はぁ、、やっぱりこんな不釣り合いな可愛い水着なんて着るべきじゃなかったな…



行く宛もなく海岸をとぼとぼ歩いた。



…撮影まであと30分、20分前に急いで着替えれば10分前には現場に入れる。



それまでは少し一人になりたくて。



ギョンスオッパ恥ずかしそうだったな…そりゃそうだよね、彼女を名乗ってる女がこんなんじゃ恥ずかしいよね、、



NY「何泣いてるんですかぁ?」



「…っナヨンさん…!!」



崖の上の方に来た時、



ふと聞きなれた声に顔を上げると…やはりナヨンさんだ



NY「なにギョンスオッパのラッシュガード着てるの?」



「あ、いや、これは…



私の水着が似合ってないから、、」



NY「隠されたんですね(笑)!?はぁ…つくづくギョンスオッパが可哀想」



「私もそう思います、、」



NY「…じゃあ別れてよ。」



「い、嫌です!!」



NY「でもあなたのひとりよがりでしょ?…その髪留め、嬉しそうにつけてるけど…」



そう言ってナヨンさんがおもむろに取り出したのは…

私がもらったのと全く同じ、髪留め



NY「私に誕生日プレゼントでくれたの。きっと彼女のあなたが可哀想で、罪滅ぼしのつもりで同じの買ったのね」



そう…だったんだ…、



バカみたい、特別にくださったなんて思って喜んでつけてるなんて…ギョンスオッパはどんな気持ちで今日私がこの髪留めつけてるのご覧になったんだろう



NY「じゃあ…それいらないですよね?」



「え…っま、待ってください!」



NY「だからそれは私のために「”これ”は、私に初めてくださったものなんです…っ、お願いします、これだけは…っ」



NY「…うるさい、」



「え…っ」



ぱっと奪い取られた髪留めは宙を飛んで



『ちゃぽん、、』



海に沈んだ



NY「ふふ(笑)!!…ほら取りに行きなよ、大事なんでしょ」?



結構遠くに飛ばされた上、波がすごく大きかった…



それに撮影もしなきゃなのに髪を濡らしていいのだろうか「早く行きなって!!」



「きゃあっ!!」



『バシャッ』

【1/12】D.O.’s birthday story→←66:勘違い-KS-



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作者名:そるぶりー | 作成日時:2017年9月17日 15時

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