【ユーリ!!!on ICE】ダイヤモンド (ページ5)

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『今日の練習はこれで終わり！お疲れ様でした。』

勇利「お、お疲れ様でした。」

Aちゃん…このプログラム化物だよ…。

ユーリ「はぁ…はぁ…姉貴。ここの振り付けって…」

『あぁ。ここは…』

勇利「…」

凄いな。ユリオ。
前の大会と集中力が全然違う。

ヴィクトル「やぁ！練習は進んでる？」

勇利「ヴィクトル！？」

『えぇ。順調よ。』

ヴィクトル「あれ？勇利。ちょっと引き締まったんじゃない？」

ユーリ「何しに来たんだよ。ヴィクトル。」ﾑｯ

ヴィクトル「偵察かな…。」

『残念だけど、ヴィクトル。もう練習は終わったのよ。』

ヴィクトル「それは残念だな…。」

『世界大会で楽しみにしてて。』ﾆｺｯ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

『あら？誰かしら？テレビ電話って……クリス。』

ヴィクトル「クリスから電話なんて珍しいね。」

ユーリ(((ｶﾞﾙﾙﾙ

勇利(((ユリオ、めっちゃ敵視してるけど。

『クリス。どうしたの？』

クリス「やぁ。A。ちょっとだけ君に会いたくてね。」

ヴィクトル「やっほー！クリス！」

クリス「ヴィクトル？じゃあ勇利もいるの？」

勇利「ど、どうも。」

ユーリ「おいっクリス！姉貴取るんじゃねーぞ！！」

クリス「やれやれ。そっちは騒がしいね。A。」

『いつもの事よ。』

クリス「A。女子フィギュアの世界大会。本当に出なくて良いの？」

『えぇ。一旦、休憩よ。』

クリス「残念だな。Aの演技が見れると思ったのに。」

『……たぶん、見れるわよ？』

勇利「どういう事？Aちゃん。」

『お楽しみよ。』ﾆｺｯ

クリス「君の笑顔には誰も敵わないよ。」

『世界大会で会いましょう。クリス。負けないから。』

クリス「こちらこそ。君を俺のエロスで誘惑してあげる。」

『じゃあね。』

クリス「あぁ。」

ﾌﾟﾁｯ

ユーリ「姉貴。出られるかもってなんでだ？」

『それはユーラチカが優勝したらわかるわよ。』

そう……優勝したら…ね。
　