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2話 ページ4

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ギアッチョを落ち着かせつつ自己紹介をすませた皆

「思ったよりも沢山人がいるんですね・・・私はAっていいます!今日からよろしくおねがいしますっ!他の人達はどんな人なのかなぁ、気になります」

キラキラと目を輝かせるAになんとも言えない気持ちになる一同

「それで・・・荷物をおきたいのですがお部屋はどこでしょう?私今日からここに住むよう言われてるんです!」
リ「ああそれなら・・・・」

リゾットは言いかけて少し考え込んだ

「どうしたんですか?」
リ「・・・俺の部屋と一緒でいいだろう」
「え?」

全員がばっと勢いよくリゾットへと顔を向ける

ギ「なぁに言ってんだよリゾットォ!!!」
プ「おいおい、このマンモーナは俺の部屋がいいんじゃぁねぇか」
イ「俺はコイツが他のやつらの部屋へ行くことを許可しない!!」
ギ「アアァ!?どいつもこいつも何言ってやがんだァ!?」

それを見ながら頭にはてなを浮かべるAは
やりとりをする皆をよそにペッシとソファへ横並びに座りお気に入りのチョコレートを取り出した

「ねぇねぇ、ペッシさんこれおいしいんで一緒に食べましょう
ボスがいつもくれるんですよ はいあーん」
ぺ「え、え、あ、あーん」
「えへへ、美味しいでしょう?あ、こっちは新作みたいなんです」

次々と手荷物からお菓子を取り出しペッシの膝へと乗せる

ペ「こんなにいいんですかァ・・・?」
「もちろんです!美味しいものは分け合うのがもっと美味しくなるコツなんですよ」
ペ「天使だぁ・・・」
「あ!お口についてますよ」

ペッシの口端についたチョコを指で拭うとペロリとそのままなめとる、ペッシは茹でだこのように顔を染めた
しかしそれを見た他のメンバー達はビシリと音を立て固まる

プ「ペッシペッシペッシ、お前だけい〜い思いしてるなァ」
ペ「あ、兄貴・・・?兄貴違うんですよぉこれは」
リ「ペッシ、少し話をしようじゃあないか」

赤から青へと一瞬で顔の色が変わるペッシは冷や汗を垂らしていた

ギ「ちょっとまってくれ、なんでこんなガキに俺ら熱くなってんだアァ!?」
リ「ふむ・・・そうだな、Aの能力で惹かれているのか?」
「ふぁい?わたひの・・・ゴクン、私の能力は石化させるのでそんな能力ないですよ」
イ「ええ?ただのコイツの魅力ってわけか?俺はかなり・・・好みだぜぇ」
「よくわかりませんが仲良くなれそうなら嬉しいです!」

そういう事ではないと皆同じ気持ちでいた

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作者名:ねんねこ | 作成日時:2023年3月29日 15時

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