じゅうきゅう ページ20
side…urt
俺らはその後なんとなーく沈んだ空気に気づかないふりをしつつなんとか仕事を終えて帰宅した
うしさせ「「「「ただいま〜…」」」」
『じゃあみなさん、今日もおつかれさまでした!では…』
坂「えーAもう帰るん?今までみたくもう少しおってもええんよ〜?w」
『いや、別に私がいたくてここにいたわけじゃないですし…。私がすぐ帰らなかったときの理由7割が酔いつぶれた皆さんの世話ですから』
志「んじゃあと3割は?いたくておったんとちゃうの?」
『あとの3割は皆さんの夜ご飯を作れと脅さr…んんっ皆さんのご飯を作らせていただいたことですかね』
セ「なあ俺らちょくちょくディスられるのなんなん?」
『…とにかく!これからはなかなか帰れないなんてことにならないようにお願いします!!私もまぁ、色々あるし、そもそもよく考えたら皆さん男性ですし…ゴニョゴニョ』
…なにそれ
俺らとずっと一緒にいると彼氏に誤解されたり嫉妬されちゃうかも〜みたいな?
俺はつい出そうになった舌打ちをなんとかおさえ…
うしさせ「「「「………………チッ」」」」
…られずに音をもらしてしまう
つか島坂船と考えが同じとかもう今更のことながら毎度毎度イラッとすんな〜
なんて、ここまでの考えや思いは全て心の底に隠しながらAに不自然なほどにこやかな笑みを向ける
浦「あーそう?じゃ、またな〜」
坂「ばいばーい!!」
志「チャラいおにいさんにつかまんなよ〜?」
セ「それ志麻くんやない?(ボソッ」
志「あ?」
セ「また明日なーAちゃん」
志「おいさっきの台詞俺の目見て言うてみいセンラ」
騒ぐまーしぃはほっといてAに帰るよう目で促す
『あ、じゃ、さよなら〜』
浦「ん」
手をひらっと振る
玄関のドアの開く音が聞こえて、
『…へ?』
Aの間抜けな声が聞こえた
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作者名:響月 | 作成日時:2019年6月12日 22時