【呪術廻戦】猫を飼ったら真人だった件５【男主】 (ページ14)

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14．候補と猫ページ14

楽しそうな友達を見ていると、野薔薇が話しかけてきた。

野薔薇「もう、何で写真ないのよ！ペットの写真の1つくらい撮っとくべきじゃない？」

A『それが……カメラを向けると怒るんだよね』

野薔薇「猫だし仕方ないか。そうそう、名前は何ていうの？」

呪霊は写真やカメラに映らないから、写真に収めたくても無理なんだよね。

僕だって撮れるものなら可愛い飼い猫を撮りまくりたいし。

話の流れで名前を聞かれるけど＿＿

A『その、＂真人＂っていうんだけど』

悠仁「＿＿っ！？それって……アイツと一緒の名前じゃ」

名前を教えたら教室が静まり返った。

名前を聞いて思い出したのか、悠仁からは怒りが伝わってくる。

順平「……偶然ってあるんだね。

そういえば、A君の猫もどこか真人さんに似ていたような……」

しばらく沈黙が続いたあと、順平が話し＿＿

野薔薇「呪霊と同じ名前？そんなの猫が可哀想じゃない！

＿＿そうだ！皆んなで新しい名前を考えてあげましょ」

A『えっ……？』

悠仁「いいな、それ！俺も考えてやるよ！」

野薔薇の提案で皆んな紙に名前を書いていく。

強引な気もするけど、僕も新しい名前を考えてみることにした。

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A《＿＿というわけで、今日から名前は＂もちふわゴマプリンちゃん＂ね》

真人《はぁ！？》

寮の自室に帰った後。

暇になったから飼い猫とメッセージを送りあっていた。

真人は皆んなにつけてもらった名前が気に食わないのか文句を言っている。

A《可愛いと思うんだけどな〜》

真人《それ本気で言ってる？ちなみに、どんな候補だったの？》

A《確か……恵が＂もち猫＂、順平が＂ふわふわ＂、悠仁が＂ゴマ団子＂、野薔薇が＂プリンちゃん＂だったかな》

真人《後半の2人食い意地張りすぎだろ……》

とりあえず、高専ではそう呼ぶことにした。

五条先生や七海さんの前で真人の名前を出すわけにはいかないしね。

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