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＜コネシマ＞
rb｢…ふふ。｣
何事かと思い、俺は隣で不気味に笑い出したロボロを凝視した。ロボロは気付いていないようで、自らの手に持つスマホの画面に夢中だ。
呑んだ後、俺らは方向が同じなのでゾムやトントン、エミさんと別れてから一緒に帰路についている。上に書いた通りロボロが何やらにやけている為、俺は思わず声をかけた。
kn｢何してんのロボロ。お前ヤバい奴やで。｣
rb｢何が？｣
kn｢いや、1人で笑っとるって相当やばいけど。｣
rb｢あぁ、うん。ごめん。｣
kn｢いや別に謝られても意味無いけどな。｣
ロボロは言いながら、しかし画面から目を離さない。そんなにおもろいもんでも見てんのかと思ってひょいと画面を覗く。ロボロは身長低いから覗き込むのがこれ程楽な奴はいない。
kn｢何や、LINEか。｣
rb｢ちょ、見んなや。プライバシーの侵害！｣
kn｢ええやん別に。そんな見られたない相手なん？｣
rb｢いや、まぁそんな訳ではないけど…。｣
ロボロはまたふふっと笑った。堪えきれんとでも言いたげだが、堪えようとしてんのかと言いたくなるくらい漏れてんぞそれ。
にしても、ロボロがこんだけ楽しそうにLINEをするなんて、相手は誰だろうか。とはいえ、考え込む程候補がいる訳でもない。先程発覚した事実から考えれば、そこまで難しい問題ではなかった。
kn｢セオ君とやろ？何話してんの？｣
rb｢何って言っても…まぁそこまで話すことも無いかもしれへんけど、よろしゅう頼んますって。そしたらめっちゃすぐに返信返してくれてん。｣
kn｢…え、そんだけ？｣
rb｢いや、あれやで？礼儀正しいなって思ってん。｣
kn｢何の笑いやねんじゃあ。｣
rb｢ええやろ別に。ええ子と知り合えたなって思えただけや。｣
言われればそうかもしれない。初対面で居酒屋で一回りも歳の違うおっさん達に囲まれたのは相当な威圧感やったやろうに、セオ君は殆どずっと笑顔だった。
(あん時…これからの活動について言うてた時以外は笑っとったな…。)
変な事を聞いてしまったんやろか。いやでも本人も気にせんでくれって言うてたし、その後気にする素振りもなかったし、こっちが気にしてる方がおかしな話だろう。
rb｢にしても、どうするんやろ。は、発表とかするんかな。｣
kn｢何を？｣
rb｢いや、セオ君言うてたやん。発表した方がいいのか、自然に出してった方がいいのかみたいな…。｣
気になる所は同じらしい。何となくあの透明な瞳の翳りが忘れられなかった。
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ぽいぽい(プロフ) - たいやきさん» あ、ありがとうございます(笑)更新頑張ります。この暑さですし、僕も東京湾に遊びに行きますね！ (2020年9月12日 21時) (
レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - ストーリーが分厚い…しゅき（すいません醜いものをお見せしました今から東京湾に沈んできます（あ、いつも見てます更新無理せず頑張ってください）） (2020年9月12日 14時) (レス) id: ad609be0fe (このIDを非表示/違反報告)
ぽいぽい(プロフ) - しろねこ＠さん» ありがとうございます！また更新が遅くなり気味ですが、少しでも楽しめるようなものをあげられるよう頑張ります！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ＠(プロフ) - 毎回このシリーズ楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2020年5月28日 14時) (レス) id: 53106b9150 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽいぽい | 作成日時：2020年5月22日 20時
