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岸side
廉「んふふ、電車〜」
チケットにすでに乗る席の番号が
書いてあったからそこにちびれんと2人
横並び…ではなくて、俺の膝の上に座ってるちびれん
「隣座らない?景色見れるよ?」
廉「やぁ…ゆうちゃの膝の上がいーの…」
「いいよ。じゃあ俺が席移動するね」
せっかくだから、窓の近くの席で
景色を見てほしいな。ってそう思ったから
俺は通路側に座ってたんだけど
ちびれんを抱きかかえて、窓際の席に移動した。
*
それから少しして車内にアナウンスが流れて
廉「出発?」
「うん、そろそろ動くんじゃないかなー」
そう言うと、もうテンションが爆上げの廉
廉「うわ〜しゅごい!動いちゃ!」
「動いたね〜」
それから程なくして電車がガタンガタンと
ゆっくり電車が動いて行ってそこからスピードが上がっていく。
廉「しゅごい、早いねぇ」
「そうだね、早いね」
今まではおもちゃが走ってるのしか見たことが無いから
それに自分が乗って、動いてると分かった途端
めっちゃ嬉しそうに目をキラキラさせて窓に釘付け。
*
今日の試乗はトータル2時間くらいの旅らしく
途中で車内販売もあるみたいなんだけど
廉は食べれないから、どうしようかなぁと思ってると…
車内販売をしてるお姉さんが突然話しかけてきた
女性「なにか食べれないものとかございますか?」
「え?」
突然のその言葉に驚いてしまった
女性「あ、すいません、突然。アレルギーなどが無いか今聞いてて…」
「あ、そうだったんすね。アレルギーというよりかは、持病があって…塩分と糖分が多いものは控えるようにと言われてて…」
女性「そうだったんですね。そういう方向けのお弁当が今月から発売されてまして…もしよかったら食べてみますか?」
と教えてくれて
俺がどうしようか迷ってると…
廉「食べてみちゃい!」
「食べてみたい?」
膝の上で廉がそう声を上げた
「じゃあ、中に入ってる物確認してからにしようね」
廉「あい!」
女性「では、今メニュー表をお持ちしますね」
「あ、ありがとうございます」
そう言って車内販売のお姉さんは
一旦裏に帰って行った
「廉、食べれると良いね」
廉「あい!」
一応、お弁当は作ってはきたんだけど…
せっかくだもん、出来ることなら車内販売されてる
お弁当を食べさせてあげたいなぁとは思うからさ
それから少しして車内販売のお姉さんが
2種類のメニュー表を持って戻って来てくださった
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黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさん、お返事遅くなり申し訳ないです。ちびれんくんsideのご感想下さりありがとうございます。そう言って頂けて安心しました。またどこかでちびれんside書くと思うのでその時はよろしくお願いします^^ (2021年3月15日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - こんばんわ〜。ちびれんくんside良かったです!めっちゃ可愛かったです! (2021年3月14日 23時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - remioさん» remioさん、こんばんは、初めまして。ちびれんsideのお話しに関しての感想コメント下さりありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。これからもちょくちょく書いて行きたいなと思ってるので、よろしくお願いします^^ (2021年3月14日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
remio(プロフ) - はじめまして。ちびれんsideのお話もとても良かったです!ちびれんのかわいさマシマシです (2021年3月14日 20時) (レス) id: afb0b1a5d0 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 時雨桃さん» 時雨桃さん、お久しぶりです。そして早速感想コメント下さりありがとうございます^^少しでも温かい感じを出そうと頑張って書かせて頂きました〜♪またリクエスト募集する際は小説内でお知らせいたしますので、その時は是非…笑素敵なリクエストありがとうございました。 (2021年3月14日 13時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2021年1月13日 19時