ちびれんくん

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紫耀side

ちび廉が夢の中に遊びに行ってから数十分後


神「お家着いたよ〜」


やっとシェアハウスに着いたみたいです。


「海人、先家ん中入ってちびれん寝かせてあげて？」

海「ごめん。ありがと」

玄「いいの、廉も布団の上の方がいいと思うから」


と俺と玄樹で海人にそう言えば

ありがとう。そう言ってちびれんを抱っこして

家の中に入って行った。


玄「あ、紫耀はもう平気なの？」

「俺はもう完全回復！」

神「良かった。けど無理は禁物だからね」

「はい」


じぐいわにそう言われて、俺も無理のない範囲で

荷物を車から降ろして家の中に入れば…


玄「あぁ、ちびれんご機嫌斜めだね」

神「だなぁ」


さっきまで寝ていたはずのちびれんの泣き声が

玄関先まで聞こえてきた。


玄「神宮寺と紫耀行ってあげて？」

「え？俺も手伝うよ？」


玄樹の言葉にそう返事をした俺。


玄「いーから、多分廉も紫耀と神宮寺が居た方が安心できると思うから。ここは俺と岸くんに任せて」


という玄樹の言葉に甘えて

じんと2人で和室に向かった


海「あ、しょお、じん」

「おまたせ、って派手に泣いてんなぁ笑」

神「ほんとだ。れぇん、沢山えんえんしたらしんどくなるよ〜？」


そう言ってじんが泣き止ませようとしてるけど

聞く耳をもってくれずずっとわんわん泣いてる廉。


「海人代わる？」

海「ごめ、お願い」

「いいよ。ほぉられぇん、大丈夫、大丈夫だよ。もうお家だよ？」

廉「ふぇぇっ…げほげおっ、はぁ…ふぇ涙」


そう声を掛けるけど、中々泣き止んでくれなくて

もしかして？と思ったら、ビンゴ！


「じん、オムツ」

神「あぁ、そういう事ね」


昼間元気な時は割とおトイレの成功率高いんだけど

やっぱりしんどいとダメみたいで、先生からもらった

アドバイスの元オムツを付けてた廉。


それが気持ち悪くて泣いてたんだね。

気づくの遅くなってごめんね。


と廉に心の中で謝りながら

オムツを変えてあげれば…


廉「んふふ、けほけほっ、」

海「泣きやんだ」


すっかり涙が止まって

なんなら謎に上機嫌。笑


神「お熱あるんだよね？これ」

「うん。体あつあつだよ？」


とじんが不思議に思うのも無理ない。

さっきまでぐったりしてたのに、オムツ替えただけで

座ってお気に入りのおもちゃで遊んでる廉。


海「まぁ少し元気？になったってことで」

「だな」


と海人と話して、でも熱が高い事には変わりないから

傍で見守る事に…。

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