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MK side
「ありがとう、嬉しいよ。…ふふっ、たまにこうやって二人でギター弾こうね。私も自分で買って練習するから！」
そう、俺のギターを抱えながら笑って
俺のことを可愛い、可愛いと何度も言いながら頭をわしゃわしゃ撫でてくる。
夏の陽射しより眩しくて、向日葵より愛おしい。
Aヌナの笑顔を真っ直ぐに見つめていると、
こんなにそばに彼女の温もりを感じていると、
俺の心も不思議と満たされていくんだ。
上手く言葉に出来ない感情と衝動でも
きっとヌナなら受けとめてくれるだろうから
俺は微笑むAヌナの細い手首を優しく握ると、ギターを壁に立て掛けて
俺の腕の中へ、彼女を抱き寄せた。
…どんな
どんなことを思っているかな。
きょとんとして、俺を見上げて
またその大きな目をくしゃくしゃにして、
“何やってるの”なんて言って、笑うんだろうか。
俺は無意識に微笑んでしまう。
ぎゅっと、その背中を抱きしめてしまう。
こんなにAヌナの体は華奢だったかと驚きながらも、ただそばにいたい気持ちと、甘えたい気持ちが止まらなくて。
ヌナの首筋に顔を埋めれば、いつもの香水が漂う。
「…マーク、どうしたの。(笑)」
MK「…なんか、こうしたくなった」
「ふふっ、珍しいじゃん。ヌナと二人きりで会う機会が無かったから寂しかったの？(笑)」
MK「あははっ… そう、なんだけど。あんまり俺らしくないよね、」
「ううん、嬉しいよ」
MK「…」
「…嬉しいよ。マークが何をしようが言おうが私は全部大好きだよ」
MK「ヌナ…」
…ほんと、Aヌナだけだ。
ありのままの俺を、無条件に受け入れてくれる女性は。
ぐっと胸に込み上げる“何か”を、抑えられないから
俺は微笑んで、思いっきりAヌナを抱きしめた。
「うわっ、あははっ！マーク、苦しいっ…(笑)」
MK「あっ、マジで？ごめん…けど、でももっと抱きしめるから！(笑)」
「きゃっ！もー、マーク！！」
二人、まるで子供みたいにはしゃぎながら
俺はくしゃくしゃに笑うヌナの髪を撫でて、ヌナは俺の鼻先をつまんで。
些細な瞬間に感じるんだ。
ああ、いつまでもこうしてあなたを抱きしめていたい
…なんて。
こんな感情を、愛って呼ぶんだろうな。
…そう教えてくれたひとがあなたで、本当によかった。
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れいら(プロフ) - なちゃんさん» コメントありがとうございます!!前回迄に募集していたリクエストを書き終わったら書かせていただきますね！(^^)お気遣いありがとうございます（ ; ; ）これからもご愛顧のほど宜しくお願い致します♪ (2021年6月22日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゃん - いつもお話楽しく読ませて頂いてます！リクエストしたいのですが、たまには紅一点ヌナがジェミンに甘えてみたお話読んでみたいです。お時間あるときに余裕があればぜひお願いしたいです＾＾次のお話も楽しみにしてます！ (2021年6月22日 11時) (レス) id: 0aebfe8a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月20日 0時
