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久々の超過密スケジュールにへとへとになった夜、やっぱり今日も玄関先で私を待っていてくれたジョンウ。
…私の様子をすぐに察して、穏やかに労ってくれようとする姿に、自分でも信じられないくらいほっとしていた。
彼が淹れてくれたはちみつレモンティーも、どうしてこんなに心まで温めてくれるんだろう。
部屋を見渡せば、洗い物も、洗濯物を畳むのも、こまごまとした掃除も、全てやってくれている。彼だって忙しいはずなのに…。
しまいには、私は何も言ってないのに。
JW「おいで。…ハグしよう、Aヌナ」
そんな風に、あの柔らかな笑顔で、私に大きな腕を広げてくれる。
もう私には“最年長だから”とか、“みんなにとって憧れのお姉さんだから”とか、そんな見栄は無くなっていた。
…ううん、そんなの張る必要、もうジョンウには必要無いって。
それよりも、
今は彼に、優しく抱きしめてほしい、って。
私の心が素直に、そう言う。
この数日、ずっと一緒に居ただけなのに
ジョンウの笑顔は私の心を解けさせるには十分なものになっていたらしい。
ジョンウの見た目によらず逞しい胸に頬を寄せれば、その腕はまるで天使の羽のように優しく私の体を包み込んでくれる。
彼の温もりにもっと甘えたくて、そっと目を閉じると私はジョンウの腰に腕を回した。
JW「あははっ… 今日は甘えん坊な気分？」
「甘えん坊なのはジョンウでしょ…ちょっと眠いだけだもん…」
JW「そんな風にあまのじゃくなところも可愛いよ。…あと、ジョンウじゃなくてうーちゃんだよっ」
「ふふっ、このペットごっこはいつまで続けるつもりなの？(笑)」
JW「ん〜…Aヌナが“嫌！”って言うまで？(笑)」
私の反応を伺うように、わざと悪戯っぽくそんなことを言うジョンウ。
もとはと言えば、彼が気まぐれで勝手に押しかけて始まった同居生活。
彼なりに引け目を感じてたりするのかな。ジョンウのことだからそんなことは無いかな？(笑)
だけど、
…すごく、感謝してるって。
そう彼にきちんと伝えたくて、私はジョンウの背中をぎゅっと抱きしめた。
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れいら(プロフ) - なちゃんさん» コメントありがとうございます!!前回迄に募集していたリクエストを書き終わったら書かせていただきますね！(^^)お気遣いありがとうございます（ ; ; ）これからもご愛顧のほど宜しくお願い致します♪ (2021年6月22日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゃん - いつもお話楽しく読ませて頂いてます！リクエストしたいのですが、たまには紅一点ヌナがジェミンに甘えてみたお話読んでみたいです。お時間あるときに余裕があればぜひお願いしたいです＾＾次のお話も楽しみにしてます！ (2021年6月22日 11時) (レス) id: 0aebfe8a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月20日 0時
