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YT「…これ、(笑)」
「うわっ！！悠太、若っ…！！」
悠太が見せてくれたアルバムの1ページに、
まだルーキーズとして公開される前の悠太と私が、練習室で撮った写真。
この時…私も悠太もいくつ？(笑)
はにかんだようにピースを作って微笑む悠太と、懐かしいあの頃の私。
YT「まだまだあるんだよね、この頃の写真」
「え、もっと見たい！凄い、きちんと取ってあるんだ。…わぁ、昔の私との写真も沢山あるんだね(笑)」
YT「ふふっ、当たり前やん。だってこん時な、俺めちゃくちゃ嬉しかったんよ。“A先輩と写真撮ってもらった…！”って(笑)」
「…そうだよあんた。いつから私のことA先輩って呼ばなくなったの。」
YT「A〜♪」
「あの頃は悠太も可愛かったのに……くっ！！」
YT「今はかっこ良すぎて見惚れてるってか？分かってるよA、そんなAも可愛いよ」
「うるっさいなほんとにもう！(笑)」
悠太の肩を叩きつつ、彼の体にもたれかかる。
悠太は笑いながら、そっと私の頭に彼の頭を傾けた。
パラパラとページをめくれば、あどけない悠太やメンバーたち、…今は辞めてしまった元練習生たち。彼の青春が、何枚も綺麗に保存されている。中にはこれぞ男子、みたいなノリの写真もあって。(笑)
…こんな時間が、彼らにもあったんだ。
そう実感する。
YT「こんな幼い俺らも、今は立派な大人になりましたわ。」
「ほんとだよ… ちょっとトムフォード見返すわ…」
YT「なんでやねん(笑)」
広告の中の悠太は、やっぱり男臭くて、色気たっぷりで。
キラキラの大きな瞳で夢を見る少年、という感じだった彼の成長に、もはや胸を打たれる。
何故か、自分のことのように嬉しいんだ。
ここまで立派に育ってくれたこと。…本当のお姉さんみたいな目線だよね。
私は悠太を見上げ、そのさらさらの髪を撫でた。
「…いい男になったね、悠太」
YT「…」
「本当にかっこいい。素敵だよ」
そう微笑んで、なんだか照れ臭いけど大きな瞳を見つめてみる。
悠太はどこか、私の言葉を噛み締めるように、柔らかく微笑んだ。
私の手を取り、指を絡める。
そして、真っ直ぐに私を見つめ返す。
YT「…俺をこんなにいい男にしてくれたの、Aだよ」
「…え？」
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れいら(プロフ) - なちゃんさん» コメントありがとうございます!!前回迄に募集していたリクエストを書き終わったら書かせていただきますね！(^^)お気遣いありがとうございます（ ; ; ）これからもご愛顧のほど宜しくお願い致します♪ (2021年6月22日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゃん - いつもお話楽しく読ませて頂いてます！リクエストしたいのですが、たまには紅一点ヌナがジェミンに甘えてみたお話読んでみたいです。お時間あるときに余裕があればぜひお願いしたいです＾＾次のお話も楽しみにしてます！ (2021年6月22日 11時) (レス) id: 0aebfe8a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月20日 0時
