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MK side
一つ、二つ。
俺の手を感じながら、
ゆっくりと音を紡いでいくその後ろ姿。
優しい昼下がりにぴったりなメロディーが、俺の部屋に響き渡る。
もうそろそろ切ってしまうという長い金髪は、陽の光に反射して蜂蜜のようにきらめいている。
俺は楽しそうにギターを奏でる、そんなAヌナの後ろ姿を、無意識に微笑みながら見守っていた。
…なんだか、とっても久しぶりな気がした。
Aヌナと二人で過ごす時間。
俺がドリームに復帰してカムバすることになって、年が明けてから準備にバタバタで…
他のメンバーと交流してることも知ってたからこそ、少し寂しかったんだ。
いや、Aヌナの生活を制限したいとか、俺にばっかり構って欲しいってわけではなくて…
…いや、でも、正直。
やっぱり寂しかった。(笑)
なんてったって、俺のたった一人のお姉さんだ。
デビュー前から…もう何年経つ？
カナダを旅立って家族と離れた俺にとっては、メンバーってまさに本物の兄弟みたいな存在だし、Aヌナだってもちろんそう。
だから、少し会えない時間が長くなると、家族と同じように寂しくなるんだよ。
その両腕で俺を抱きしめてくれる瞬間が、無意識に恋しくなってるんだ。いつも、いつの間にか。
俺は椅子に座って、ヌナと向かい合う。
どうやらギターは本気で習ってみたかったみたいで、何度も何度も俺が教えたコードを練習している。
その健気で真っ直ぐな姿に、笑みが溢れるんだ。
昔から何事に対しても変わらないその姿勢。
とっても尊敬してるし、惹かれる。
そんなことを思い浮かべていると、Aヌナがギターを弾き終わって、俺の方を向いた。
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れいら(プロフ) - なちゃんさん» コメントありがとうございます!!前回迄に募集していたリクエストを書き終わったら書かせていただきますね！(^^)お気遣いありがとうございます（ ; ; ）これからもご愛顧のほど宜しくお願い致します♪ (2021年6月22日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゃん - いつもお話楽しく読ませて頂いてます！リクエストしたいのですが、たまには紅一点ヌナがジェミンに甘えてみたお話読んでみたいです。お時間あるときに余裕があればぜひお願いしたいです＾＾次のお話も楽しみにしてます！ (2021年6月22日 11時) (レス) id: 0aebfe8a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月20日 0時
