・ ページ37
.
JO「A〜？」
「しっ、…ドンヒョギ寝てる」
JO「いや…それどういう体勢だよ。(笑)」
ドンヒョクが眠りに落ちて数十分、
まるで子供のようにすやすや寝息をたてる彼の長い睫毛を見下ろしながら、物思いにふけりつつ栗色の髪を撫で続けていた。
しばらくするとリビングが賑やかになって、みんなが戻って来たのだと分かった。
控えめなノックと共にドアが開いて、ジャニがそっとこちらの様子を伺ってくる。
…さぞ驚いただろう。
ベッド脇で面倒見てるならまだしも、一緒に寝て髪の毛撫でてるんだもん。(笑)
ジャニは苦笑しながら部屋に入ってきた。
JO「こうして見たらまだまだドンヒョギもガキだなぁ…(笑)」
「ふふっ、可愛いでしょ♡」
JO「ずっとそうしてたの？」
「うん。ドンヒョギが甘えたそうだったんだもん」
JO「そっか…。Aに対してそんな風になるドンヒョガ、最後に見たのいつだったかな…。最近はもっぱらだったじゃん」
「ふふ、この子はねぇ、二人きりじゃないと滅多にこういうことしようとしないんですよ。恥ずかしいんだろうね、自分のそんな顔を同じグループの野郎共に見られるのが(笑)」
JO「うわー、絶対そうだわ。あざといなぁドンヒョガ！…自分の前だけでそんなに可愛くなられると、甘やかしたくてたまらなくなるだろ？(笑)」
「そうなのよ… ほんとに可愛いんだ、ドンヒョガ。ふふっ(笑)」
私の胸の中で眠る赤ちゃん。
そっと耳たぶに触れて、首筋に触れて、後頭部を優しく抱き寄せる。
ジャニはあぐらをかいて、そんな私たちを父性すら溢れてるんじゃないかってくらい穏やかな目で見つめた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るひょん(プロフ) - 屈強な男のくだりほんとに面白いです笑 ゆたの一言きゅんだしちたぽん可愛すぎてしんどいです！！！！続きを楽しみにしてます！ (2021年10月7日 17時) (
レス) id: c9350dc1af (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - みんははさん» コメントありがとうございます！ぜひぜひお聴きになってください！！(^^)♪ (2021年6月10日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - まこもさん» まこもさん！いつもありがとうございます(^^)ナビソニョっていつ聴いても心が浄化されますよね…。やはりルハンはサンナムジャキャラですよね！！同じで嬉しいです（ ; ; ）いつも本当にありがとうございます、これからもご愛顧のほど宜しくお願いします!!! (2021年6月10日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - これはDon't go を聞くしかないですね！！ (2021年6月10日 7時) (レス) id: bf5897c69c (このIDを非表示/違反報告)
まこも(プロフ) - 読み終わってからずっとナビソニョ聴いてます(/ _ ; )何よりルハンの解釈が完全に一緒で感動しています。これからも一読者として応援しております。 (2021年6月10日 2時) (レス) id: fa4c0f7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月5日 1時
