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TN side
TN「ミンナに挨拶、してきた？」
「ええ！ごめんね、待たせて」
TN「ウウン！ちょっとジャニヒョンに飲まされすぎて、休みたかったところだし。(笑)」
「ふふっ、ジャニはアメリカのショーでたまに会うんだけど、マークとか…ほんと久々に会ったわ」
ボクが待っていたドレスルームに戻ってきたA。
もうチャーター機が到着しているみたいで、早く来いなんていうマネージャーの催促の電話をさっきから無視しているAは、肝が据わってる。(笑)
ドレスから私服への着替えを、月明かりの射す部屋で手伝う。骨格まで芸術品のように美しい彼女の白い背中が現れると、思わず見惚れてしまって。
…ホント、ズルいよ。
今日だって何度ヒヤヒヤしたか分からない。
久々にAを見たミンナが、あまりにも口開けて、顔真っ赤にして、コーフンして喋ってるものだから。
Aはボクだけのだって。
ホントはそうミンナに叫んでやりたかった。…悔しいな。
TN「…昔はさ」
「え？」
TN「うんと昔だよ？」
髪に刺していた飾りピンを抜く。
はらりと長い黒髪がうなじにかかる一瞬にまで、気をとられそう。
振り向いたキミの、黒い瞳は宝石のようだ。
…ボクだけ、ずっと、見つめていて。
TN「キミが、ボクのコト、すっごいスキな感じだったのに」
「え？今もよ？(笑)」
TN「ウウン！なんか今日… …すっごい、ヤキモチ、したな」
「…みんなに？」
TN「だって…ミンナと話すA、楽しそうだった。ミンナもAに見惚れてた。あまりにキレイすぎて、ダイスキが溢れてた」
「…ふふっ、そっか。うーん、私としては嬉しいけど…」
TN「ボクはココロ穏やかじゃない〜！」
「あははっ、何よもう、あなたらしくない」
Aはボクの頭を撫でる。
ボクに向ける笑顔は、聖母のように穏やかで。
そんな仕草にまで心がときめく。
ボクは何度キミに恋をすればいいのかな。
私服のシャツに袖を通し、ピアスを外して。
下ろした髪をかき上げたAは、月明かりのなかで、ボクだけを見上げている。
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Speranz71153907(プロフ) - NCT2020から加入した女の子(中国）とソンチャンの恋愛物語が読みたいです。01生まれの167cmラッパーで性格はサバサバしている感じでお願いしたいです。 (2022年11月20日 15時) (
レス) id: 1b68452dc0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 名無し26705号さん» お返事大変遅くなりました（ ; ; ）これからものんびり更新ですがぜひ見届けて頂けると幸いです、、、！ (2022年11月17日 17時) (レス) id: 0149abc0ab (このIDを非表示/違反報告)
名無し26705号(プロフ) - 更新楽しみにしてます（；＿；） (2022年10月11日 10時) (レス) id: a987a7fbf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2022年8月11日 15時
