sequel. (ページ4)

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買い物から帰ってきてチーズケーキを作っている間、ヘチャンは私の宿舎でシャワーを浴びていた

「〜♪」

HC「Aタオルないんだけどー！」

「あ、待って！持ってくる」

「はいタオル」

HC「いやん見ないでAちゃんのえっち〜」

「やかましい(笑)」

ヘチャンにタオルを渡して私もケーキ作りを再開しようとキッチンに戻ると、すぐ側のテーブルでヘチャンのスマホが震えたのが分かって、

そこに映し出されてた名前に、私はあまりに驚いて泡立て器を落としてしまった

【リュジン : 私はいつでも大丈夫です】

「……………ぇ、」

HC「ふぅ〜気持ちよかった……A？」

「………」

HC「何そんなにガン見して、、、っ、」

私がヘチャンのスマホから目を離せないでいると、通知に気付いたヘチャンは分かりやすく反応した

……ほんと、いつも詰めが甘いよねヘチャン。そういう所だよ

焦っているヘチャンは目を泳がせて口をパクパクとさせている

HC「………A、」

「……なんでもない。ごめんね通知見えちゃって」

HC「Aこれは、違くて、」

「ふっ、なにそんな焦ってるの？必死にならなくて大丈夫だって(笑)」

この前、ブイエプでやらかしたヘチャン
結局時間が経って騒動も収まったけど、

…やっぱり繋がってたのね、

HC「A、」

「ヘチャナ」

HC「……」

「私たち、、私の前では'' ドンヒョク ''を見せようとしなくていい。私たちはあくまで、メンバーなんだからさ。

私には、'' ドンヒョク''じゃなくて、''ヘチャン''として接してくれればいいんだよ」

HC「っ、」

そう、この世の中には知らなくていいことなんて沢山ある
メンバーであっても、お互いに知って欲しくないことも知りたくないことも。

私に会う前よりも何年も前にあの人(・・・)と繋がっていたとしても、

あの時、私に告白してくれたのは、嘘ではなかったと本当に信じていいんだよね？

私の前では見せないドンヒョクが居る

その事実に少しだけ胸が痛んだ気がする

……なんてね

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