sequel. (ページ26)

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なみだページ26

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悠太「聞いたで。テヨンから」

「…」

悠太「ほんまなん？」

「はい、」

smtの練習の日、悠太くんに呼び出された私は2人で話すことに。何のことかはすぐに分かった

悠太「もう気持ちは変わらんの？」

「…たぶん、」

悠太「…A。誰も聞いてへんからええよ。言いたいこと全部言って」

「…」

悠太「日本語なら聞いてわかる人なんて限られてくるやろ。話してみ」

「………限界だったんです、私の気持ちが」

「冷めてたって感じで、別れようって決めたら気持ちが固まっちゃってそれで、、」

悠太「好きじゃなくなったん？テヨンのこと」

「っ、それは、、、」

悠太「ほんまは、後悔してるんやない？」

後悔。別れたことを？自分から振ったことを？

どちらもだ。ぜんぶ、全部後悔してる

2ヶ月連絡が無かったのは意図的じゃないことも分かってたし、色んな人づてにテヨンイヒョンが私の事を心配してくれてたことも知ってた。

私はただ、彼を待ってるだけで見放されたと思い込んでただけ

「っ、でも、もう」

悠太「戻れる。」

「え、？」

悠太「大丈夫や。お前らなら」

その言葉が今はとても胸に響いて、鼻の奥がツーンってしたのが分かった

「……悠太くん、わたし、」

「最低です、っ」

悠太「…テヨンさ。幸せそうなんよ、Aといると。
Aに振られてから分かりやすく元気ないしずーっとAの写真みたりトーク画面眺めてんで。かわいいやろ(笑)」

「…そう、なんですね」

悠太「上手くいかないことの方が多いと思うけどさ、テヨンのそばに居てやって。」

「…」

悠太「あいついつも言ってるよ。」

悠太「 '' Aが俺の全てだ ''って」

悠太くんが「愛されてんな」って笑うからなんかもう私もつられて笑った。泣きながら笑った。

嬉し涙なのか、悲しい涙なのかは分からないけど

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