83. 重大発表(&作者よりご挨拶) ページ36
ジヨン ｢こちらにいらっしゃったのですね｣
A ｢あ、はい｣
ジヨン ｢旦那様がお呼びです｣
A ｢分かりました。すぐに行きます｣
ジヨン ｢こちらです｣
A ｢ごめん、ジョンイン。またあとで！｣
KA ｢うん｣
ジヨンさんに案内され、あの人が話す舞台の横に立つ
父 ｢本日は、この場をお借りして私の娘であるジアを、皆様に改めて紹介させていただきたいと思います｣
目配せされ、私は舞台上に上がるとマイクの前に立った
A ｢ご紹介にあずかりました。＿＿＿＿＿｣
適当に挨拶すると
父 ｢彼女はこれから会社にとって大きな風となってくれるでしょう｣
私、娘のフリなんだよね？
その割には随分と大きく出すぎてる気が…
父 ｢そこで、本日は皆様に重大なお話がございます｣
A ｢？｣
父 ｢ここにいる娘のジアは、ファングループのご子息であられるルハン君と…
この度、婚約することとなりました＿＿＿＿＿＿＿｣
A ｢は…？｣
父 ｢本日、この場でこうして……｣
この後のことは、正直あまり覚えていない
ただ後々ジョンインに聞いた話だと、見てて恥ずかしくなるほどのアホ面だったらしい
そんなことより
A ｢ちょっと！婚約ってどういうこと！？｣
すました顔でいるこの人に胸ぐらを掴みそうになるほどの勢いで問い詰める
父 ｢落ち着くんだ。今の君はジアであってAじゃない。婚約をするのもジアだ｣
A ｢そんなの分かってるけど！でもっ、何であんな重大発表を先に言わないの？｣
父 ｢言ったところで君が拒否することぐらい分かってた。フリとはいえ、本格的な花嫁修行をすることになるからな｣
A ｢は？｣
父 ｢まぁそれは後々話すとして、とにかく今度ジアの婚約者であるルハン君と会うことになってる。詳細はまた連絡する｣
A ｢はぁ…もう！｣
※作者
お久しぶりです！NATZUです！
読者の皆様！2022年、今年もお世話になりました！！！
今年は作者自身バタバタしていて、中々更新が出来ずに申し訳なく思っております。
これからはもっと更新するのが難しくなってしまうかもしれませんが、完結を目指して少しずつですが書き進めていきたいと思います。
作者の自己満作品ではありますが、これからも読んでいただけると嬉しいです！
読者の皆様、今年も一年ありがとうございました！！！
来年もまたよろしくお願い致します！
2022.12.31
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作者名：NATZU | 作成日時：2021年10月1日 2時
