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発症二十七話 ページ28

貴方 朝
────────




「う、体が痛い…」








昨日の疲労のせいか体中が痺れるように痛い。
まるでロボットみたいな動きでベッドから出たと思う…。
今日仕事大丈夫かな…。







そんな不安の中時々痛いと声を上げて、着替え、朝食を済ませる。









「…よし、今回は失敗しないぞ…!!」









何のことかって?
あれだな、首領室に異能でとんだやつだ。
懲りずに二回目やっていくつもりだ←









しかしな、失敗する確率は0に等しい。









何故かって?









「首領室以外の部屋覚えたから大丈夫だろ…」









まぁ、まだ覚えて3つ目だがな←
その部屋っていうのは私が昨日書類を取りに行った部屋だ。あそこなら大丈夫だな、と思う。私は一切責任を負いません。









「「異能力 夜の蜘蛛」」









パッと部屋がまばたきすると同時に部屋が変わった。
そしてすぐさま手袋をはめる。









「よし、成功だな。
じゃあ、此処からでるか。」









ドアノブに手をかけて部屋を出た。









───────────






長い長い廊下を歩いていると中原幹部が歩いて来た。









「おはようございます、中原幹部。」









何時ものように挨拶をする。









「おう、遅刻はしなかったんだな。」









ぐっ、地味に嫌味言ってるな…この人。









すると何故か中原幹部は私をジっと見る。
何か何かと思っていると









 
「…今日帰りに俺の部屋に来い。いいな。」









「え、」









フラグ回収発言が…
めっちゃ真顔で言っているからきっと私が何かやらかしたのだろう、ってヤバいではないか。

 








「え、すいません何故ですか。」









とっさに聞いてしまった。
すると中原幹部はさっきと変わらぬ顔で







 


「…後で話す」









これだけ言って、行ってしまった。
そこで私は思った









かなりヤバイんじゃね?









チャラい言い方になったが普通にヤバイ。
お怒りだ、堪忍袋が爆発したのだろう。









「…なんかしたか…?」









今日は呼び出し前に原因を見つける…。

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natumityun - 呉羽さん» そっ、そんな事言われたら心臓が大爆発してしまいますよ!!嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月25日 2時) (レス) id: 2b27f4e448 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽 - え、ヤバ…神様ですか…うん神様だ!頑張ってください!! (2019年8月20日 23時) (レス) id: fe45e00a90 (このIDを非表示/違反報告)
natumityun - 桜咲月菜さん» 有り難う御座います!嬉しい過ぎて大爆発しちゃいますよ! (2019年8月9日 16時) (レス) id: 2b27f4e448 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲月菜 - 神、好き (2019年7月19日 19時) (レス) id: 1276fff981 (このIDを非表示/違反報告)
natumityun - 麦ちゃん さん» お褒めのお言葉と、励ましのお言葉有り難う御座います!面白いと言ってらっしゃるお方がいて大変嬉しいです!有り難う御座いました! (2019年4月19日 21時) (レス) id: 2b27f4e448 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumityun | 作成日時:2019年3月2日 23時

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