友人帳3話 ページ4
で、←
最近、ここらの一帯を浄化している人を見つけたはいいのだが、現在進行形で押し倒されている。
突然すぎて頭がよく働かないが、そこにいる中級にどういうことか聞こうと思う。
『おい中級』
中級「A様っ！！？」
『どういうことか説明願おうか？』(黒笑)
中級「ひぇ」
『てか、いつまで乗ってんの早くどいて。』
夏目「あぁ…！すまん！！」
言われた途端、さっと退いた青年の後ろに地べたとこんにちはしている妖がいた。
きっと止まったというのはこの妖のことだろう。
夏目「中級が知っているということは、この人じゃないのか？」
中級「はい！そのお方は我々を助けてくださっている方です！！」
『全く…。アレは私じゃなくてその人よ。』
スッとお坊さんらしき人を指差す。
夏目「え？」
とりあえず、落ち着いた私たちはその人の話を聞く。
？「私はこの八ツ原の寺に新しく参りましたが、実は息子が少し敏感な子でして。
よく当てられて体を壊すのです。
それなのに、周りは化け物がよく出ると聞き、こまめにお浄めをして回っている次第なのです。」
ニャンコ先生「霊力、妖力というより法力を持っているんだな。生まれ持ったものではなく、修行で知らぬ間に身についたんだろう。」
だから未だに妖の姿が視えてないんだ。
『大丈夫よ。』
貴志「！！…ここらの化け物はそんなに悪さをしませんので程々にしてやってください。」
あなた方は視えているのですかと言われ、何かあれば寺においでと言われた。
自分の息子とも馬が合うのではと思ったんだろう。
『…じゃ私はこれで。』
夏目「っちょっと待ってくれ…！」
この青年はぱっと見人が優しそうだ。
だけど、この青年みたいに私は人間に優しくなることはできない。
何度自分も妖であれば良かったと思ったか。
社交界の場でも妖はいる、むしろ裏切りがあちこちにある世界ではいない方が珍しい。
しかも、そういうのは大体タチが悪い。
親の顔に泥を塗らないためにも、そんな場所を離れ、ひとり田舎にやってきたわけである。
ここはとても過ごしやすい。一生ここに住みたいと思わせられるほどに。
真っ直ぐに自分の家に帰宅せず、ヒノエのいる場所まで戻る。
『……はぁ…。』
ヒノエ「どうしたんだいこんな時間に。」
『人と久しぶりに話したんだよね…。あと、妖が視える人とも会った。』
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神楽 林檎 - とっっっても面白いです!!投稿頑張って下さい!(ここで宣伝します)私『どっちが強いかしら？【鬼滅の刃】【東京喰種】』とゆうのを書いてます！是非読んで下さい！ちなみに失敗作があるんですが、同じ題名なので･･･1話だけのが失敗作です。 (2020年5月13日 14時) (
レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - とても面白かったです。勉強頑張ってください。投稿楽しみにしています。 (2020年5月12日 8時) (レス) id: 4672972585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年3月26日 3時
