友人帳20話 ページ21
ニャンコ先生「ケンカの原因はレイコだとぉ？」
「『え…？？』」
みくり「あぁ…！夏目レイコだよ。」
夏目「どういうことなんだ…それ。」
どうやら、みくりが怒ったのは、さんとがレイコさんに名前を渡してしまったからだという。
みくり「妖モンとしてのプライドはねぇのかこの大バカ者！てめぇの顔なんて見たくなかったんだ！」
さんと「ごめん〜…。」
ﾍﾟｼﾍﾟｼ
そんな音を立てながら、さんとを叩くみくり。
だが、その顔は両方とも嬉しそうな顔をしている。
夏目「おい、みくり…。」
『夏目、よく見てみて。』
夏目「……！」
夏目もちゃんと気づいたようだ。
あの妖達の性格は真反対だが、さんとを大切な友人として一緒にいたのが分かる。
さんとに対して怒ったのも、みくりの世話焼きが出たんだろう。さんとを大切に思う気持ちからだ。
ひたすら仲直りが続き、さんとが「みくり、…帰ろう。」そう言ったことで、みくりはさんとと一緒に故郷へ帰っていった。
空には満月が出ていて、もう完全な夜だ。
『夏目、…帰ろっか。』
夏目「あぁ…。
じゃなくて！なんでその姿なんだ？」
『え、あ、…忘れてた。』
そういうと、夏目はえぇ…という顔をする。
そんな顔をされても忘れてたものはしょうがない。
すぅーっと仕方なく元の姿に戻る。
『………おっと…。』ﾌﾗｯ
夏目「大丈夫か！？」
やっぱり少しふらついた私を夏目が支える。
そんなことしてもらわなくても大丈夫だけど…。
ニャンコ先生「小娘が妖力を使うのと、夏目お前が名前を返すのは同じことだ。」
にゃんこがそういうと、夏目が何かに気づいたような顔をする。
名を返すのも体力を消耗するらしい。
ニャンコ先生「お前が名を返す時も体力を消耗するだろう。それと一緒だ。ただ、小娘の方はマジで妖力使っておるからな、よけいにだな。」
『相変わらず、余計なことを言うにゃんこだな…笑』
ニャンコ先生「に”ゃーんだとぉ！？」
私はお前のためを思って言ってやったというのに！！と向こうで叫んでいるが、とにかく疲れたのだ。
だから、何も聞こえない。←ご都合主義
夏目「とりあえず、帰るぞ！」
夏目がそういうと、にゃんこが化けて斑の姿になる。
犬神様はちゃっかり夏目の肩でちっさくなっている。
さっき何してたんだお前は…。
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神楽 林檎 - とっっっても面白いです!!投稿頑張って下さい!(ここで宣伝します)私『どっちが強いかしら？【鬼滅の刃】【東京喰種】』とゆうのを書いてます！是非読んで下さい！ちなみに失敗作があるんですが、同じ題名なので･･･1話だけのが失敗作です。 (2020年5月13日 14時) (
レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - とても面白かったです。勉強頑張ってください。投稿楽しみにしています。 (2020年5月12日 8時) (レス) id: 4672972585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年3月26日 3時
