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家に帰ると我が物顔で私の部屋にいた恭弥くんに、海へ行く話と30人弱の大所帯である話を含め絶対に来るわけないでしょ？というニュアンスで誘う。
秒で断ると思っていたのに何故黙る。
待って。何と悩んでいるんだ。葛藤をやめろ断れ。
だんだんと不安になってきた頃、場所と保護者は九条くん提供が決まっている事を再度尋ねてきたので是と答える。
「なら行く。」
『………嘘でしょ？なんで？明日は雪かな？』
「咬み殺すよ。彼の事だから多分プライベートビーチにして群れの数が減ってると思う。食事や拠点の心配をしなくて済むのは魅力的。牙を研ぐのにいい機会。」
『最後のが同行理由の大半だろう。』
「まぁね。あと君と遠出なんてなかなかないし、たまにはいいかなって。」
確かに2人揃って遠くへ行くのはそうそうない。
基本的に親戚関連で家族総出で出かける時か、継承式の様なマフィア関連か。いずれにしても遊びにではない。
まぁ私が休日にまで恭弥くんの顔を見たくないというのもあって誘わないが、恭弥くんも群れを避けるので必然的に機会が酷く少ない。
それを此奴たまにはいいかなって。群れと私を天秤にかけて私に傾いたのか。
これで牙を研ぐいい機会とか言っていなければ可愛いところもあるじゃないかと思っていたところだ。それ私も数に入っているな？？？
想定外の展開に内心深い溜息を吐きながら右腕くんにその旨返答すると、不機嫌な顔の恭弥くんに睨まれた。
恭弥くんもどうして右腕くんと親しげに連絡取り合っているんだというよくわからない理由で機嫌を損ねているらしい。
普通に携帯を覗き込んまれて勝手に不機嫌になられる私とても可哀想。
『だってこれから嫌でも顔を合わせる機会があるわけだし、友好的になっておくのは損じゃないじゃない。』
「ふーん………君がそんなに人間関係を気にするとは思わなかった。」
『悪いよりはいいでしょう。君も少しは気にしてみたら？』
「必要ない。」
まぁ知ってた。これで肯定的な返事がきたらバミューダさんがおしゃぶりの管理を怠り
不安要素はいくつもあるが、友人と一緒に海へ遊びに行くなんて初めての経験なので楽しみな気持ちが勝ってしまう。
ここ数日目に見えて浮かれすぎだ、と九条くんに指摘されるのは約束した前日の夜だった。
Capitolo 1〜Fine〜
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
