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そんなこんなで過ごした5日間。
途中から乱入した恭弥くんも交えてなかなかの地獄だった。
九条くんの完璧な解説があるとはいえ笹川くんの理解度は低いし、乱入者は少し暴れたあと部屋に居座るし、2人で地味に喧嘩するし、触発された笹川くんが休憩と称して庭で戦い始めるし…。
家が吹き飛ぶんじゃないかと冷や冷やした。主に恭弥くんのせいで。
そこから更に1週間ほど過ぎ、テストが返ってきた。
結果的に笹川くんに教えていた部分も私たちのテスト範囲で、プラス苦手対策までしていたので未だかつてない高成績を納めた。
これも見越していたんだろうか。見越していたんだろうな。流石九条くん。
笹川くんの結果も気になるが彼の連絡先を知らないので京子さん経由で聞こう。と思っていたら再び見慣れた人影が校門に立っていた。
「如月！見ろーー！！赤点は回避したぞーー！！」
『うん、わかったから君の名誉のためにもギリギリ回避した答案用紙を見せびらかすのをやめよう。』
「極限に感謝する！六道も九条も本当にありがとう！！」
「君のためではありませんのでお気になさらず。」
「…まぁ巡り巡ってA委員長のためだからな。」
『捻くれてるねぇ…。どういたしまして、でいいじゃない別に。』
素直に受け取らない2人に対し、笹川くんはまず九条くんを抱き潰した。
すごいぞ、感謝の押し売りとか初めて見た。でも白目剥いてるからそろそろ離してあげて。
満足したのか今度は骸くんに向かうが、休憩(要審議)で圧勝していた彼が遅れを取るわけがない。
しばらく攻防が続いたが、面倒になったのか渋々感謝の言葉を受け取った。しつこいからね笹川くんは。あまり接点がなかったから初めての発見だろう。
「では早速行くか！何がいい？ケーキか？パフェか？クレープか？」
『…まぁウチも並高も寄り道は校則違反じゃないしいいか。とりあえずどこかカフェ探す？』
「待って待って待ってください何ナチュラルに放課後デート行こうとしてるんですか！？僕でもした事ないのに！」
「もちろん六道と九条も来るがいい！」
「え、えぇ…？」
私が巻き込んだ九条くんはともかく勝手に乱入した骸くんにも奢るのか。律儀か。この分だと恭弥くんにも何かしらしそう。
道すがら恭弥くんの好物を伝えておく。
元気よく受け応えていたが家に着く頃には忘れてそう。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
