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生徒席に戻ると犬くんと千種くんがいた。
はて敵陣に何の用かと問えば、自分が断ったばっかりにボス猿と走る羽目になった私を心配して来てくれたのだとか。君までウチの大将をボス猿言うのやめろ。
『最初渋られたからスクアーロさんに傷作ってお題クリアしようかと思ったんだけど、思いの外協力的だったわよ？』
「そーなんか？れもAに何もなくてよかったびょーん！」
「それに関しては同感です。危うく僕の！Aさんが傷物にされるのではとヒヤヒヤしました。」
『私も人の事言えた立場じゃないけどボスに失礼すぎやしないか。あと僕のとか言うな咬み殺すぞ。』
何も言わないけど無言で頷く千種くんも大概だな？
安否確認のためだけに来たようなのですぐに帰っていった。去り際に1位おめでとうと言えるあたりは本当にいい子だなと思う。
テント設営が終わったのか九条くんも戻ってきてすれ違った犬くんたちに疑問を持っていたのであらましを説明すると、まぁXANXUSですしと納得した顔で頷いていた。
ボスの信頼度の低さよ。日頃の行いかなぁ…。
借りモノ競走のあとは私たちの中からは誰も出場しない競技を1つ挟んで、次は男女別の騎馬戦だ。これで午前の競技は最後となる。
と言っても特に面白い展開はなく赤組圧勝で終わった。
女子は私が騎手を率いる騎馬が敵の半数を沈め、男子は骸くん騎手の九条くん騎馬の組がほぼ全滅に追い込んだ。
私に限って素人相手に鉢巻を奪われるなんて事はありえなく、1対3でも勝ってみせたし終盤に関しては逃げられ捕まえられなかったのが記録の伸びに響いたくらいだ。
骸くんたちはもっと酷いぞ。
まず絶対に負けるなんて有り得ない騎手に、動きに全く無駄のない未来予知搭載の騎馬の最悪な組み合わせにより手も足も出なかった感じだろうか。
騎馬の性能って重要だなぁ、と敵に同情すら覚える試合だった。
『お疲れ様。流石九条くん、すごかったね。』
「お褒めに預かり光栄です。A委員長も素晴らしい戦いっぷりでしたよ。敵の闘争心の低さが悔やまれるところです。」
「Aさん僕も！僕も頑張りました！」
『うん、骸くんもすごかった。カッコよかったね。』
「うぐぅ…突然のデレ供給過多…！」
膝をついて崩れ落ちた。なら私にどうしろと言うんだ。そういうリアクションを取られるからあまり褒めたくないんだよ。
この隙に九条くんを連れてお弁当食べてしまおう。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
