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千種くんにお昼を食べていってくれと言われたのでいただく事にした。
ピッタリくっついて離れないフランくんとその事を咎めつつ場所を変われと煩い骸くんを引き離せる絶好の機会なので是非お願いします。
先と同様しゅるんと抜け出し配膳の手伝いをする。何故か飛んでくるブーイングは無視した。
『いい加減にしないと私も強行手段にでるよ。』
「具体的には何するんですかー？咬み咬みされちゃうとかですかー？」
「クフフ…Aさんの事ですからきっとそうでしょう。ならば対処は困難ではありますが不可能ではありませんね。」
『よーし2人とも舐めてるのはわかった。具体的には神経毒で身動きを封じてからクリーンな劇薬で苦しめます。今日使った拷問プランだね。』
「鬼ですか！？初めての現場任務だと言っていた割に恐るべき手際の良さ！！」
ますますアサシンっぽいと評価を受けながら犬くんと千種くんに頭と頬をこねくり回された。
流石に意味がよくわからず疑問符を飛ばしていると骸くんが説明してくれたのだが、曰く私が殺しを日常的に受け入れ変わっていかないか心配なのだとか。
まぁ確かに初めは人が殺されるのを目の当たりにするのは怖かったし、私も奪う側になってしまうのかと恐ろしかった。
しかし私はもう既に覚悟を決めた。
裏切って汚れ役を買い、蔑まれようとも因果を断ち切る覚悟を代理戦で。
誇りと仲間と絆を信じ巨悪に立ち向かう覚悟をあの島で。
相手を殺す事で仲間を守る覚悟を未来で。
黒く染まる事で使命を真っ当する覚悟をリング戦で。
そしてどんな手を使ってでも私の居場所と大切な人たちを取り戻してみせると覚悟を決めた、この黒曜ランドで。
昔はかなり無頓着な性格だったのに、随分と貴方たちに変えさせられたものだ。
『変化を危惧しているのならもう手遅れかもね。ねぇ、人殺しと一般人より人殺し同士の方が気楽じゃない？』
「そ、れは…いったい…？」
『私は貴方たちの隣に居られるように自分を変えたつもりなんだけど。まぁ多少の齟齬はあるかもしれないけどさ、気兼ねなく肩を並べられるくらいになってたら嬉しいな。』
骸くんの狼狽える姿はなかなか見ない。
相当動揺したのか早口で小声で顔を覆ってイタリア語で何かを言っていたが、耳まで真っ赤になっているのでそんなに心配はいらないだろう。
いつも私ばかりしてやられているので、仕返しが出来て気分がいい。
たまには心の内を口にするのもいいものだ。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
