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薄暗い部屋の隅で息を殺し、王子と一塊りになっている。念のために不可視の幻術もかけて。
でも抱きつく必要性はないと思うんですよ。騒ぐわけにもいかないから好きにやらせるけど。
王子に抱きつかれながら先程人が集まってきたところに目と耳を飛ばして様子を窺う。
機械いらずの監視カメラと盗聴器みたいでしょという話を九条くんにしたら、なんか千里眼と
曰く、
まぁ私のはピンポイントしか狙えないしそんなに万能じゃないけど。
さて聞き耳を立てた結果だが、集まった人数は8名。ヴァリアーの仕業かとまで予想されていた。正解です。
せっかく集まった獲物が散る前に痺れ薬で行動不能にしてから部屋を出て、無抵抗なところを王子にサクッと7人だけやってもらった。
最後の1人、それもどこかへ連絡を取ろうとしていた奴。そいつには残りの人員数や場所を吐いてもらうために少し待ってもらった。
『こんばんは。俺の噂は聞いてるかな？』
「お、前は…死神狐の陽炎…！」
『あ、そこ定着してるのね。まぁそれはいいんだけど、君は他のお仲間の事を吐いてもらうために残してもらったんだ。』
「テメェ…ボンゴレと手を組んでやがったのか…！死んでも話さねぇぞ…！」
『そう、それは残念。じゃあ今から君に苦痛をプレゼントするから大声で喚いてね。気が向いたらゲロってくれても構わないよ？』
まず痛覚が鋭くなる薬を注射。その後普通に投与してもすごく痛い劇薬を端からじわじわと刺していく。
めちゃくちゃ痛ェだけで死にやしない、拷問向けの新薬だぜェと楼さんが最近開発した薬だ。
大声が大変耳障りだが、餌に釣られてワラワラと標的が寄ってくるので我慢しよう。
十字路の真ん中でやってるから、それはもう目立つ目立つ。
叫ぶ仲間と怪しい私を発見次第発砲してくるので、銃口出口を発砲者の太ももにセットして自分で自分を撃ってもらった。
膝を付いてる隙に王子をその付近に飛ばしトドメを刺してもらう。
出来れば最後まで静かなまま終わらせたかったのだが、一旦気取られてしまっては仕方がない。
そんな方法で粗方片付け、今度は残党狩りへと赴くのであった。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
