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鍵がかかっていようが意味を成さないのが闇の炎の嫌なところだ。こんなのが敵にいたら真っ先に仕留めたい。
あっさり室内に侵入し、近くの部屋にいる数名を痺れ薬で行動不能にしてから次々と殺していく。
鉄臭い嫌なにおいが鼻腔を刺激する。
思えば今まで屋外で血を見る事は多々あったが狭い室内でこれだけ大量の血を、しかも死体を見る事はなかった。
新米警察官が初めての死体を前に吐く、なんて描写をドラマなんかで時々見かけるが、今なら気持ちがわかる気がする。
あﾞぁーやだやだ、さっさと終わらせよう。
「…だいじょぶ？」
『あまり良好とは言えない。顔見えないのによくわかったね？』
「だって俺王子だし？」
『王子関係ないし。近くの廊下を誰か2人通るから、背後に飛ばすから瞬殺してきて。』
ん。と小さく返事をした王子を宣言通り飛ばすとすぐそばで呻き声が聞こえ、次第に静かになったので部屋を出る。
死体を先程の部屋へ飛ばし封鎖していると、なぜ人数や場所が正確にわかったのかという質問を投げられた。
目だけを部分転移して死角や遠方の様子を見通していると説明し、指差す方向に転移した目を飛ばしてみせる。
珍しく小さく肩を揺らして驚き、そして気持ち悪っ。と言われた。客観的に見たのは初めてだけど本当に気持ち悪いなこれ。
鷹の目…とは微妙に用途が違うし、千里眼とでも呼ぶかな。
さぁ千里眼を駆使して次なる獲物を探そう。
ここから一番近いのはこの上の部屋。数名でトランプをしているようだ。
その連中の真上にワープし、気取られる事なく瞬殺。タイミング悪く部屋に訪れた奴も背後へ飛び殺していく。
再び部屋を封鎖していると、不覚にも廊下の端から来たお仲間さんに気付かれ撃たれた。撃たれたと言っても虚影の盾で防いだけど。
それはさて置き面倒な事になったぞ。発砲されたという事は他の仲間にも気付かれたという事。警戒を怠った私の失態だ。
『ごめん…。』
「んーん♪やっと楽しくなってきたじゃん。」
『遊ばないで手早く片付けてね。』
王子を連中の背後に飛ばしてサクッと仕留めてもらう。
しかしバタバタと人の集まる音が聞こえてきたので、一先ず空き部屋でやり過ごそうという事になった。
隠密特化の私の力で人に見つかるとか地味にショックだった。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
